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第47話 竜の女神の微笑み! (7)
エリカはポッだ!
自身の雪のように真っ白な頬を桜色へと染めつつ、乙女のように照れ恥ずかしそうにしながら。
「陛下が喜んでくれるようにがんばりました」と告げてくれるから。
僕は思わずポッコリ!
その後は『でッ、へへへっ、ちこぅ寄れエリカ……。さぁ~、早ぅ、早ぅ~』と、自身のお妃様相手に悪代官になりたい衝動に駆られ。
エリカの事を『あれ~! それだけは勘弁してください~。御代官さま~!』と、言わせたくなるけれど。
僕はグッ! と堪え、夜まで耐え忍ぼうと決めると。
「ありがとうね」と。
エリカに告げ。
「早く、子供が欲しいね」と告げれば。
(あっ! キ〇グギ〇ラみたいな、子供ができたらどうしよう?)とも、僕は思いながら。
「お好み焼き、焦げちゃったね」と。
僕とエリカの縁を繋ぐようにある、超つくほど小さくなったキャベツの小山と焦げたそば麺を見ながら、にへらと笑いつつ告げると。




