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第44話 焼いてみます? (1)

 ジィ!


「…………」と。


 僕が豚のバラ肉や天かす、紅ショウガに青ネギの千切り。


 その他にも、塩にコショウ、ガーリック、魚粉を振りかけているキャベツの大山の横で、そば麺を蒸し、炒めをしようと麺をジュ! と鉄板の上に置けば。


 僕の目の前の、麗しい女神さまが、また自身の身体を起こしながら。


 そう、僕とまたチュチュしそうな距離で女神さまは、上から作業を見下ろしてくるから。


 僕はどうせお客様は、《《一人も店内には居ないのだから》》。


 僕の作業を興味津々に見詰めてくる、銀髪の容姿をした女神さまへと。


「お客さま?」


「……ん? 何ですか、あなた?}


「お好み焼きを焼く作業に興味があるのならば、自分で焼いてみますか?」と。


 僕は自身の首を昔と変わらぬ様子で可愛く傾げる女神さまへと、苦笑いを浮かべつつ尋ねる。





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