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予期せぬ報酬

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レナ達がラガス帝国に着き、ローゼ、サラ達が居る城を目指して歩いていた。


「レナちゃん、新しい料理が出来たから試食してくれ❗」


露店のおじちゃんがレナを見つけ声をかけた。


「ごめんね、おじちゃん。城で報告しなくちゃいけないからまた今度でいい?」


と、レナは断りをいれる。


「ならしょうがねぇな。また今度食べてくれ❗」


「必ず来るね❗その時は、サラちゃんとローゼを連れてくるから❗」


レナは露店のおじちゃんに言葉を返した。ローゼの名を聞き慌て出すのであった。


「ノルンちゃん、また家に遊びにおいで。子供達も待ってるから❗」


今度はノルンにおばちゃんが声をかけた。先程のレナと露店のおじちゃんの話を聞いていたみたいでおばちゃんはそれ以上言うことなく去っていった。


「また今度行くとするかのぉ。」


と、ノルンは独り言のように言った。


「ノルンさんはいつの間にこの街の人と仲良くなったのですか?」


アミルは少しだけ驚いていた。


「うん?お主達が訓練やらで忙しくしているときじゃな。」


「そうですか・・・。誘ってくれても良かったのに・・・。」


「では、今度一緒に行くか?」


ノルンの言葉にアミルは満面の笑みを浮かべた。


「はい❗必ずですからね?約束しましたから❗」


と、アミルは言いながらノルンの両手を掴みブンブンと振っていた。


そんなこんなで、レナ達に一行は城に到着する。


「俺だけ蚊帳の外だな・・・。」


和馬の独り言は誰にも聞こえなかったのである。



城の門の兵士がレナ達に気付き挨拶をしてきた。


「お帰りなさい、レナさん。それに皆さんもお疲れ様でした❗」


「貴方もお疲れ様。すぐにでもローゼに会いたいんだけど通っていいわよね?」


「はい、大丈夫です❗ですが、後ろの方はどなたですか?」


と、兵士は和馬を見てレナに聞いた。


「今は言えないわ。でも、ローゼかサラちゃんから説明があるかもしれないから今は聞かないでくれると助かるわ。」


「わかりました、今は聞きません。ですが、何か不穏な動きをした場合はいくらレナさんの知り合いでも・・・。これ以上は言わなくても大丈夫ですよね?」


「えぇ、心得ているわ。」


レナがそう答えると兵士は門を開けた。


「さて、岩谷くん。覚悟を決めておいてね?」


「何の覚悟だよ?」


「それは、まだ秘密よ。」


何か嫌な予感がした和馬であった。



レナ達はローゼが待つ謁見の間に着き、扉を開けた。


そこには、ローゼが玉座に座り、右にサラ、左にステラが立っていた。


玉座に続く階段の手前には、右側に弦十郎、ルナ、それにサラの部下達が並んでいた。左側には騎士達が並び立っていた。そして、出口付近には貴族が並んでいた。


レナ達は、ローゼの前まで歩き、膝をつき臣下の礼をした。


「ただいま戻りました、ローゼ女王陛下。」


「皆さん、ご苦労様です。報告は受けています。宰相のサラ、並びに騎士団長ステラも皆さんの活躍で自国が守られたことを喜んでいます。そして、今回の件で報酬を用意しました。サラ、説明をお願いします。」


「わかりました。」


サラは返事をし一歩前に出た。


「冒険者レナ、並びにアミル、リョーマ、ノルンには拠点となる家を与えます。これからも帝国の発展に尽くしてください。」


「ありがたく頂戴します。」


レナは、一応形だけの礼を言った。しかし、心の中では・・・。


(拠点となる家ねぇ・・・。誰がこんなことを言い出したのかな?サラちゃんやローゼではないと思うんだけど。まさか、おじいちゃんかおばあちゃんじゃないわよね?)


と、弦十郎とルナに目を向けたレナ。レナと目があった弦十郎とルナはレナから目を反らした。


(おじいちゃんとおばあちゃんなんだ。あとで問い詰めないと・・・。)


レナは、弦十郎とルナを見たまま微笑んだ。


「さて、疲れていると思います。城でゆっくり休んでください。」


「「ありがとうございます。」」


全員が声を揃えて言った。


「これで、謁見は終わります。」


ローゼが言うと玉座から立ち上がり謁見の間を出ていった。そのあとに続きサラ、ステラと続いた。


そして、レナ達も立ち上がり謁見の間を後にした。


「結城、俺は何処で休めばいいんだ?」


「あっ、忘れてた。」


「おぃ❗」


「レナ、こいつは俺の部屋で預かる。」


唐突にリョーマが話に加わってきた。


「いいの、リョーマお兄ちゃん?」


「構わん。お前達の所で寝かせるわけにはいかんし、弦十郎さんとルナさんの所は無理だろう。そうなると俺のところしか残らん。」


「確かにそうだけど・・・。お願いしてもいい?」


「任せろ❗」


「じゃぁ、そう言うことだから。岩谷くんはリョーマお兄ちゃんと同じ部屋ね。」


レナは、和馬を見て言った。


「拒否権はないんだろうから従うさ。」


「さて、行こうか?」


「あぁ。」


リョーマと和馬は部屋へと向かった。


この時すでに、アミルとノルンの姿はなかった。二人は謁見が終わると同時に街に繰り出したのである。


一人取り残されたレナは、弦十郎とルナを探すのだった。


レナは、二人と話し合い(せっきょう)をするためである。



そして、各々が楽しんだ?日は終わり翌日・・・。


レナ達は、今回の報酬の家の前に来ていた。





クーラーが恋しくなる季節到来。夕方の5時なのに30℃とかあるし。クーラーの使いすぎで風邪など引かないように気を付けてください。


次回は明日六時の更新予定です。

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