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帰還報告

お陰様でユニークが20000を超えました。これも皆さんのお陰です。ありがとうございます。これからも頑張ります。


ブクマ、評価などしていただけると励みになります。

レナはローゼの頭を撫でながら謁見の間を見渡していた。そこにはサラの部下や騎士団の副団長であるハマル、そして騎士団でも上位の実力者の騎士達が立っていた。


レナ達の帰還に涙する者がいる。サラの部下は帰還を喜び涙し、騎士達は弦十郎のあの地獄の訓練が始まるのではないかと涙していた。


「ローゼ様、サラ達が戻ってきた理由を聞かなくていいのですか?」


ステラがいつまでもレナから離れないローゼに言う。


「はっ❗そうでした。嬉しさのあまり忘れてました。」


ローゼは慌ててレナから離れ、玉座に戻っていき座る。ステラもローゼの隣に立つ。


ローゼが玉座に座るのを見守りレナ達も玉座の前まで移動した。


そしてレナ達は膝をつき臣下の礼をする。前列には左からサラ、レナ、アミル。後列には弦十郎、ノルン、ルナの順に並んでいた。


「ローゼ女王陛下、只今帰還しました。」


レナが馴れない言葉を使いローゼに報告する。


「お帰りなさい。そして、ご苦労様です。」


「ありがとうございます。」


「報告を聞いてもいいですか?」


「わかりました、今までの事を報告します。」


レナは今までの事をローゼに報告した。魔族の領域で起こった事、そして邪神であるノルンの事を話した。


「紹介するわね、私の後ろに居るのがノルン。こっちの世界では邪神として魔族の領域で崇拝されているわ。私達の世界では運命の女神とされているんだけどね・・・。」


レナの紹介が終わるとノルンが立ち上がり挨拶をする。


「今レナから紹介されたノルンじゃ。よろしく頼む。」


「そして、私の右後ろに居るのがルナ。私のおばあちゃんにして元魔王の娘よ。」


今度はルナが立ち上がり挨拶をする。


「ルナと申します。ローゼ女王陛下には孫と夫ががお世話になりました。以後お見知りおきを。」


「あと二人居るけど今はここには居ないから来たときには紹介するわ。」


「・・・。」


レナに紹介された二人を見て言葉を失うローゼ。しかし、言葉を失ったのはローゼだけではなかった。謁見の間に居るレナ達を除くすべての者が言葉を失ったのである。あのステラでさえも・・・。


最初に復帰したのはローゼだった。ローゼは恐る恐る口を開く。


「レナさんの言葉を信じないわけではないのですが・・・。邪神に元魔王の娘ですか。相変わらずレナさんの周りには色々な人が集まりますね?それに厄介事にも巻き込まれますね?」


ローゼの言葉に苦笑するレナ。


「レナちゃんは厄介事に好かれているからねぇ。」


「そうですね、何故か巻き込まれていますから。」


サラとアミルがローゼに同意した。


「私は、巻き込まれたくないんだけどね?」


レナが言うと後ろから弦十郎とルナが声を揃えて言う。


「「無理じゃな(ですね)❗」」


弦十郎とルナの言葉に溜め息をつきながらローゼを見た。そしてレナはローゼに聞く。


「ローゼ、悪いんだけど少しの間ここに居させてくれないかな?」


ローゼは首を傾げる。


「何故その様な事を聞くんですか?」


「いや、だって状況が状況だし。普通は知り合いだからって得体の知れない者を一緒に住まわすわけにはいかないでしょ?」


「住んで頂いて問題ないです❗」


ローゼは微笑みながらレナに言う。


「聞いておいて何だけど本当にいいの?」


「構いません❗ですが、正直に言えば怖いです・・・。でもレナさんとサラさん、それにアミルさんは私の命の恩人です。そして・・・友達です。友達が困っているのに助けないのはおかしいですよね?」


ローゼの言葉にレナは嬉しくなり改めてお礼を言う。


「ありがとう、ローゼ。助かるわ❗」


「どういたしまして❗」


こうしてレナ達は表面上ラガス帝国に保護してもらうことになった。


「さて、積もる話もあるじゃろうからここで一旦解散してみてはどうじゃ?」


弦十郎が案をだす。弦十郎の案に異議を唱える者はなく皆が頷く。


「では、儂は騎士団の訓練に付き合うかのぉ?」


弦十郎が言うとルナも同意する。


「そうですね、私もご一緒します。」


この言葉でハマル以下騎士達は顔を青ざめる。


「じゃぁ、私は・・・。」


サラが言おうとした瞬間、ステラによって遮られる。


「サラ、貴女は私とお話しましょう。」


「えっ?ステラお姉ちゃんと?でも、私は仕事が・・・。」


「サラが居なくても大丈夫ですよ、ねぇ?」


ステラはサラの部下達を見て聞いた。


「「もちろんです❗」」


部下達は声を揃えて答えた。


「嘘でしょ?私を裏切るの?」


「裏切るなんて人聞きが悪いですよ、サラ様。私達は今日までサラ様が居なくてもやってきたのですから。ごゆっくりステラ様とお話をしてください❗」


部下の一人がステラに目線で合図をし促した。ステラも会釈しサラに向かい歩きだす。


「さて、行きましょうか?」


ステラはサラの腕をつかみ立ち上がらせた。


「えっ?えっ?お姉ちゃん、こんなに力あったっけ?」


ステラの力の強さに驚くサラ。


「騎士達と毎日訓練していたから力がついたのかもね?」


笑顔で答えるステラを見てサラはレナに助けを求めようとレナを見た。しかし、レナはサラの意図に気付き言う。


「姉妹水入らずでお話してきたら?」


この瞬間サラは「終わった・・・。」と呟いた。


サラはステラに連れられ謁見の間を後にした。この時すでに弦十郎とルナも騎士達と共に居なくなっていた。


謁見の間に残されたのはレナとアミル、ローゼ、そしてノルンの四人である。


「本当にお主の仲間は面白いのぉ?」


ノルンの言葉に苦笑しながらローゼが答える。


「本当にそうですね。レナさんには人を惹き付ける何かがあるんではないでしょうか?」


「そうかもしれんのぉ。」


レナの事を話している二人を見ながらレナはノルンに言う。


「ノルン、そろそろ本来の姿に戻ったら?」


「本来の姿とはどういうことですか、レナさん?」


「そのままの意味よ、ローゼ。」


レナはローゼと会話をしつつノルンに目を向ける。


アミルは何の事を話しているのかわからないでいた。


「やはり気付いておったか?」


「当たり前でしょ?私は転移者よ?」


「そうじゃったな。忘れておったわ❗」


レナとノルンの会話に動揺するローゼ。


「えっ?えっ?」


その瞬間、謁見の間にとてつもない光が満ち溢れた。


光が収まると少女の姿のノルンではなく年齢にして二十歳ぐらいの美女が立っていた。


「この姿になるのも何十年振りですね。」


容姿の変化と共に口調までもが変わったノルンが立っていた・・・。



ノルンの容姿と口調が変化しました。気付いている方もいたのではないでしょうか?ですが、基本は少女のままになると思います。話の内容によっては本来の姿に戻すことになると思います。



次回は明日の六時に更新します。


読んで頂きありがとうございます。

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