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外伝、皇リョーマの過去と現在

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俺の名前は(すめらぎ)リョーマ。この前高校に入学したばかりの十五歳だ。何故、自己紹介をしているかと思うかもしれないが、今俺の置かれている状況があまりにも良くない。それは・・・。


「おい、リョーマ❗この前の借りを返しにきたぜ、なぁお前ら?」


「「おぉぉぉ❗」


聞いての通り俺は今不良に絡まれている。


(はて、この前の借りとは何だろう?色々やらかしてるからよく覚えていないんだが・・・。)


「どうした、リョーマ?この人数に驚いて声も出せないか?」


「「ぎゃはははは❗」」


気持ち悪い声で笑うな、耳が腐る。そう思った俺は近くにいた奴を無意識に殴り飛ばした。


ボコッ


「ギャフン❗」


「いきなり何しやがる?」


「いや、あまりにも耳障りな声が聞こえたから殴った。」


俺が殴った奴は地面に倒れた。一撃で気絶するとは、弱すぎる・・・。


あっ、ボスっぽい奴が顔を真っ赤にしてるな?てか、早く終わりにしたい。まだ読んでいないラノベごあるから帰って読みたいんだけどなぁ。よし、さっさと終わらせよう❗


「時間が無いから手短にしてくれ。」


俺が言うと不良どもは呆気にとられた表情をした。なんか笑える。


「いい気になるなよ、リョーマぁぁぁ❗」


ボスが叫びながら俺に殴りかかってきた。


俺は、ボスの右ストレートを身体を左に傾けかわしカウンターをボスの左頬に向けて放った。


「オゴォ❗」


見事に俺のカウンターがヒットしボスは勢いよく後ろに飛んだ。残りの不良達はボスが吹き飛ばされたことに一瞬呆気にとられていたが一斉に俺に向かってくる。


「ボスの仇だ、一斉に行くぞぉぉぉ❗」


「「おぉぉぉぉ❗」」


俺は、向かってくる不良を次々に倒していった。


最後の一人が倒れた。さて、帰ってラノベでも読むかな?


ドスッ


うん?何か背中が痛いぞ?


「油断したな、リョーマ。」


後ろから声がしたから振り返ってみるとボスが俺の背中に引っ付いてるのがわかる。手にはナイフを持っていた。それが今俺の背中に刺さっているのを確認してしまった。


「死ねや、リョーマぁぁぁ❗」


血が流れすぎたようで俺の意識が遠ざかる。


(俺は、死ぬのか?さすがにこの血の量だと死ぬな・・・。死ぬ前にレナに会いたかったな。)


ここで俺の意識はなくなった・・・。



そして、次に俺が意識を取り戻したとき俺は赤ん坊になっていた。


(うん?なんで俺は生きている?てか、何故赤ん坊になってるんだ?)


周りの話す内容から俺が置かれている状況と立場が判明した。


ここはどうやら異世界で俺は魔王の息子らしい。所謂、異世界転生をしたのだ。しかも、日本での記憶を持ちながらの異世界転生だ。



それから俺は異世界で生活を始めた。最初は少しだけ戸惑ったが日本でラノベを読んでいたお陰でなんなく受けいることが出来た。


そして、今は次の魔王を決める武闘祭に参加している。父親である現魔王の指示で参加している。俺には全く興味がないんだが・・・。


しかし、武闘祭はラードの邪神復活の野望によりバトルロイヤルに変貌した。さすがに面倒になった。だが、俺はある四人に目を向けた。その四人は俺以外の魔族を殺さずに意識を奪っていっていた。二人は人間で残りの二人は魔族だ。魔族の方は見覚えがある。アミルとラースでよく魔王城に来ているから知っている。


一人の人間を見て俺は驚いた。見覚えのある顔をしていたからだ。もぅ、会うことはないと思っていた女の子。そう、結城レナだ。日本での俺の家の隣に住んでいた女の子。家が道場で強い女の子。俺は嬉しくなった。レナにまた会えたからだ。


俺はレナの戦いぶりを見て思った。日本に居たときよりさらに強くなっていることに。


何やら言い合いをしているが離れているから聞こえない。と、思った瞬間土煙が舞い上がり異様な雰囲気感じた俺はレナを見た。


(あのレナが震えている?あのまま戦えば命を落とす。声をかけた方がいいな。)


そう思った俺はレナに近づいた。


「さっきの戦いぶりは流石だったな?」


「あなた、誰?てか、今はそんな話をしている場合じゃないわよ?」


「いや、今だからするんだよ。今のお前は震えているぞ?このまま戦えば命を落としかねないぞ?」


俺が言うとレナは自分の状態を確認し始めた。


「私、震えているんだ・・・。教えてくれてありがとう。私は、レナ。結城レナよ❗」


「俺はリョーマだ。いや、お前にはこっちの名前で名乗ろう。皇リョーマだ。」


「えっ?皇・・・リョーマ?」


「久し振りだな、レナ。」


「えぇぇぇぇぇぇぇ、リョーマお兄ちゃん?」


「声が大きいぞ。」


「ごめんなさい・・・。」


何やらレナの後ろで話し声がするが気にしないでおく。


「取りあえずは生き残ることだけを考えた方が良さそうだな?」


「そうだね、リョーマお兄ちゃん❗あとで色々聞かせてね?」


「あぁ、わかった。」


俺は土煙が上がっていた場所に目を向けた。そこからは先程の魔族ではなく小さな女の子が立っていた。


これが今の俺が置かれている状況だ。日本で死にこの世界に転生して今日まで生きてきた。


そして何より会いたかったレナに会えたこと・・・。


今の俺はなんだってやれると自負している。


レナに会えたことが俺にとっての最高のご褒美だ❗











いかがでしたでしょうか?リョーマの過去と現在のお話でした。一人称で書いたつもりですがうまく書けているか不安です。それとレナとの会話は前話の会話とはだいぶ違います。ごめんなさい。


次回は本編の続きになります。更新は明日の予定です。

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