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ルナの二つ名

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アミルの家に着いた四人は玄関の前に居た。玄関にはクラウドが立っていた。その表情は険しくも嬉しくもある。だか、表情と裏腹の言葉を言う。


「お前の気配を感じたから出てきたんだ、弦十郎。」


「おっ、久し振りじゃな。クラウド?」


「ふん、お前は老けたな。どうせ、老いて腕も鈍っているのだろう?」


「抜かせ❗お前なんぞに負けるか❗聞いたぞ?レナと引き分けたそうだな?お前だって腕が鈍ったんじゃないか?」


お互いに睨み合い始めたのでアミルが話を逸らす。


「レナお祖父様、紹介しないといけない人がいるのではないのですか?」


「そうだよ、おじいちゃん❗」


「そうじゃったな、クラウドが喧嘩を売ってきたから忘れておったわ❗」


「あなた、私を忘れるほどクラウドがいいんですね?そういうことでしたら私はレナと旅に出ますので、どうぞごゆっくり?」


クラウドは声のする方を見た。そこにはクラウドにとって懐かしい顔があった。そう、立っていたのはクラウドの前の魔王の娘であるルナであった。ルナを見たクラウドは驚きの声を出そうとしたが弦十郎が先に言う。


「すまん、それだけは勘弁してくれ。」


「どうしましょうね、レナ?」


「私はおばあちゃんと旅をしてみたいから構わないよ?」


「だそうですよ、あなた?」


「その辺にしてあげてもらえませんか、ルナ様?」


ようやくクラウドが話に参加してきた。


「こいつも一応反省していると思いますので・・・。」


「クラウドがそこまで言うなら許してあげます。」


と、笑顔で言うルナ。弦十郎は、ルナの笑顔を見た瞬間自分がからかわれたことを知る。


「儂をからかったな?」


「さあどうでしょうね?」


「相変わらず仲の良いことで。ルナ様も見えたので立ち話も申し訳無いので家に入りましょう。」


そう言うとクラウドが家に案内しようと動き出した。


「そうですね。こちらでのレナの事も聞きたいですしね。」


「私は普通だよ、おばあちゃん?」


「さあ、それはわかりませんよ?」


「ルナ様、レナさんの子供の頃の話を聞かせていただけませんか?」


「いいですよ、アミルさん。」


「それでは案内いたします。」


レナ、アミル、クラウドとルナの四人は家の中に入っていった。一人取り残された弦十郎は叫ぶ。


「儂を仲間外れにするなぁぁぁ❗」


誰も弦十郎の叫びを聞かなかった・・・。



場所はアミルの家のリビングに移る。


そこではレナの子供の頃の話をしたり、アミルの子供の頃の話をしたりして時間が過ぎていった。そんな時、弦十郎が玄関で話していたことを振り返した。


「クラウド、儂と模擬戦でもやらんか?」


「今のお前とやりあっても面白くないからやらん❗」


「そう言わんと・・・。」


「やらん❗」


頑なに断り続けるクラウドに弦十郎が爆弾を落とす。


「儂に負けるのが怖いんじゃな?」


「抜かせ❗お前などに負けるわけないだろう?」


「では、何故模擬戦をやらん?」


「面倒だからだ❗」


「やはり、負けるのが怖いんじゃな❗」


レナは溜め息をつきながら弦十郎とクラウドを見ていた。


(まるで、子供の喧嘩じゃない?仲が良いのはわかるけどさすがに恥ずかしいよ・・・。それより、私はおばあちゃんと戦ってみたいなぁ。おばあちゃんは強いのかな?)


レナは弦十郎とクラウドから視線を外しルナを見た。その瞬間、ルナと目があった。そして、レナの考えを読んだかのようにルナが笑顔でレナに言う。


「レナ、私と模擬戦でもしますか?」


「えっ?いいの、おばあちゃん?」


「いいですよ?こちらに来てからどれだけ強くなったか私も知りたいですから❗」


「ありがとう、おばあちゃん❗今すぐにやる?」


「構いませんよ。では、この二人はほっといて行きましょうか?アミルさんもご一緒にどうですか?」


ルナはアミルにも聞いた。アミルは驚きながらも答える。


「私もいいのですか?」


「はい。構いませんよ?」


「ありがとうございます❗」


「では、外に行きましょう❗」


「「はい❗」」


こうしてレナとアミル、ルナの三人は弦十郎とクラウドを置いて外に行きましょう向かうのだった。


ちなみに、レナ達が部屋を出ていったことに気付いていない弦十郎とクラウドは未だに言い合いをしていた・・・。



そして外に出た三人。ルナはある提案をレナとアミルにする。


「貴女達二人と私一人での模擬戦をしましょう。」


ルナは二対一で模擬戦をやると提案したのである。それを聞いた二人はそのまま提案を受け入れる。


「後悔するよ、おばあちゃん?」


「私達二人を同時に相手にして勝てると思っているのでしたら後悔しますよ、ルナ様?」


「あらあら、私に勝つ気でいるのね?貴女達こそ後悔するわよ?」


こうしてレナとアミル対ルナの模擬戦が始まる。レナとアミルはルナの強さを知らない。当時、ルナが呼ばれていた二つ名を・・・。ルナの二つ名それは・・・、


蒼弓の魔姫(そうきゅうのまき)』である。

ルナの二つ名が出てきました。サラやアミルに二つ名がないのにルナが先に出てきてしまいました。まぁ、昔があるから仕方ないと言えば仕方ないのですが・・・。そのうちサラとアミルの二つ名を出す予定ではいます。ですが、あくまで予定ですのでどうなるかわかりません。期待しないで待っててください。


いつも読んで頂きありがとうございます。これからも頑張りますのでレナ共々よろしくお願いします。



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