レナの誕生日
レナ「作者が100話記念の座談会を忘れたみたいよ。」
サラ「そうみたいだね。それで、今回やってるんだね?」
ノルン「作者はダメダメじゃな❗」
作者「申し訳ありません❗すっかり忘れてました。」
レナ&サラ「はぁぁぁ❗」
ノルン「あんまり前書きで長くやるのは良くないのじゃ。ここで終わりなのじゃ❗」
レナ「らしいので本編をどうぞ❗」
レナとアミル、リョーマにノルンが草原での模擬戦も終わった翌日・・・。
今日は、レナの誕生日。そして、レナの仲間全員がラガス帝国のレナの家に集まっていた。
「レナちゃん。」と、サラ。
「「レナさん。」」と、アミルとルナ、ローゼにステラ。
「「レナ。」」と、弦十郎とリョーマ、ラース、ギルにノルン。
各々がレナの名前を呼び最後に全員が揃って言う。
「「誕生日おめでとう(なのじゃ)❗」」
「みんなありがとう❗」
レナは満面の笑みを浮かべてお礼を言った。
この世界には、誕生日を祝うという習慣はあまりない。と言うか、全くない。唯一、ネフィル皇国でサラが広めたぐらいで、その他の国は誕生日をやらない。
そして、今はラガス帝国とフィール王国の戦争が始まろうかというときに誕生日を祝っていいものかと思うだろう。このメンバーにそんなことはお構い無しである。
そもそも、レナの誕生日を祝おうと言い出したのはサラである。そして、そこからが早かった。サラは直ぐにローゼに相談し、諜報部を総動員して街中にお触れをだしたのである。
なので、今家の外ではドンチャン騒ぎである。
その後、サラはいつものメンバーに声をかけて誕生日会が決定したのである。
「それにしても・・・サラちゃん?」
「なぁに、レナちゃん?」
「なんで街の人まで巻き込んだの?」
「だって、楽しいことはみんなで分かち合わないと。これからの事を考えると・・・ね?」
レナはサラの言葉の意味を理解した。
まだ、何時になるかわからないが確実にフィール王国が攻めてくる。そうなればこんな浮かれたことは出来ない。だから、今やるんだよ。と、サラは言っているのである。
「別にいいけど・・・。」
そんな話をしていたら、メイド三人衆が料理を運んできた。
「「「皆さん、沢山ありますから一杯食べてくださいね❗」」」
と、声を揃えて言った。
その瞬間、待ってましたとばかりにギルとリョーマが料理に一目散に向かった。
「「美味いな❗」」と、リョーマとギル。
あとを追うように続々と料理に群がる。
そんな中、和馬は一人離れた場所にいた。片手に飲み物だけを持ち料理に群がる人を見ていた。
「俺は、場違いだな?」
と、独り言を口に出してしまった。和馬の独り言がレナの耳に聞こえたようでレナは和馬に近付いた。
「場違いじゃないわよ?岩谷くんがここに居るのはサラちゃんに誘われたからでしょ?」
「聞こえていたんだ・・・、確かに誘われた。だけど、来るつもりはなかった。でも、リョーマさんに捕まって連れてこられた。」
「そうなんだ。リョーマお兄ちゃんに捕まったなら仕方ないね?」
と、レナは笑いながら言った。
そんなレナの表情を見た和馬は思わず口にした。
「結城もそんな顔できるんだな?」
「どういう意味よ?私だって笑ったり泣いたりするわよ❗」
「悪い・・・。ただ、学校でもそんな笑顔を見たことがなかったから。この世界に来てからも笑顔を見た記憶がない。」
「確かに笑わなかったよ?この世界に召喚されたばかりの時はね。でも・・・、この世界で知り合った人達と触れ合っていくうちに自然と笑顔になっていったの。確かに怒るときもあったし仲間を失って泣いたこともあったわ。でも、それは私の思い出・・・。誰のものでもない、私がこの世界に来てできたかけがえのない思い出。だから、私はこの国を守る❗たとえ、クラスメイトと戦うことになっても。出来れば岩谷くんとは敵として戦いたくないわね・・・。」
「結城、どういう意味・・・。」
和馬が最後まで言い終わる前にレナを呼ぶ声が聞こえてきた。
「レナさぁぁぁん❗早く来ないと料理なくなりますよぉぉぉぉ❗」
大声をあげアミルがレナを呼ぶ。
「アミル、声が大きいわよ。」
「気にしません❗だって、今日は無礼講なんですから❗」
と、ローゼを抱き締めながら言った。
ローゼは、アミルに抱きつかれているがとても嬉しそうな顔をしていた。
離れた場所では、弦十郎とルナが良い雰囲気でお酒を飲んでいた。
サラとラースも食事をしながら二人の世界に入っていた。その顔は幸せそうである。
ステラはギルを見つめており時折顔を赤らめていた。ローゼも似たようなものでリョーマを顔を赤らめながら見つめていた。
二人の恋の行方は如何に・・・。
和馬は和馬でレナを目で追っていた。
(俺は、結城の事が好きなんだろうか?日本に居たときも結城の事が気になっていた気がする・・・。結城が強いから気になっていたのか?どっちなんだろう・・・。)
ここにも一人、悩んでいる人物がいた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お開きの時間になる。
「最後はレナちゃんが締めてね❗」
サラが言うとレナは一歩前にで出て話始めた。
「みんな、今日は私のためにありがとう。今が大事な時だってことは私も理解してる。でも、みんなと一日だけだけど騒げたのは楽しかったし嬉しかった。明日からまた仕事をする人や訓練する人、それぞれやることがある。でも、それは未来を自分達の手で掴み取るため・・・。そして、未来に繋げるために・・・。私はどんな事が起きようとここに居るみんなとなら乗り越えられると信じてる。だから・・・未来を掴み取ろうね❗」
レナの言葉が終わり、全員が力強く頷いた。
その直後、家の外から声が聞こえてきた。
「絶対に未来を掴み取ろぉぉぉぉぉ❗」
「俺達の未来は俺達で決めるんだぁぁぁ❗」
「子供の未来のためにぃぃぃぃぃ❗」
その声を聞いたレナ達は家を飛び出し外に出た。
そこには街に住む人達が集まっていた。レナの締めの挨拶を聞いていたのである。
外に漏れるはずのないレナの言葉が何故漏れたのかはサラが仕組んだことである。ちなみに、ここに居ない街の人々にも聞こえていた。
レナ達の姿を見た街の人々はさらに歓声をあげた。
「「「レナちゃぁぁぁぁぁん❗」」」
「俺達に出来ることがあれば何でも言ってくれ❗」
「みんなこの国が好きだから何でもやるぞぉぉぉぉ❗」
街の人々の声を聞き、レナは最後の一言を付け加えた。
「みんなぁぁぁぁ❗明日を掴み取るわよぉぉぉぉ❗そして・・・その先にある私達の未来を・・・絶対に掴み取るわよぉぉぉぉ❗」
「「おおぉぉぉぉぉぉぉ❗」」
ラガス帝国が一体になった瞬間であった。
そして、レナの誕生日会から二ヶ月後・・・。
遂に、その時が訪れた。
リョーマ「座談会の後半戦だな。」
和馬「俺がここに居る理由はなんですか、リョーマさん?」
リョーマ「理由なんかあるか❗」
和馬「無いんですか・・・。俺、帰ります。」
和馬、退場。
リョーマ「俺、一人かよ・・・。」
ステラ「そんなわけないですよ、リョーマさん。」
リョーマ「ステラか?どうしたんだ?」
ステラ「和馬さんにリョーマさんの相手をしてあげてくださいと言われましたから・・・。」
リョーマ「そっか。でも、もう終わりらしいぞ?」
ステラ「えっ?」
作者「このお話も100話を迎えることができました。これも読んでいただいた皆さんのお陰です。もう少し続きますのでよろしくお願いします。」
ステラ「本当に終わりなんですか?」
作者「座談会は終わりです。これからもレナ達を見守ってやってください。」




