等価交換
ヒマワリ先生がまた質問の波をぶつけてくる前に、俺が話の主導権握る。背筋伸ばして、深呼吸。
「ヒマワリ先生、二人とも誰かについて知りたいみたいっすね。スジンの情報教えてくれたら、レン先生のこと、なんでも話しますよ。」彼女の美しさとエレガントさにビビりつつ、なんとか堂々と。
ヒマワリ、指で顎触って、ブツブツ。「んー、スジンのこと、なんで知りたいの?」ニヤッとイタズラな笑み。「まさか…一目惚れ?」
顔、速攻でカーッとなる。手ブンブン振って否定。「いや、絶対それじゃねえっす!」首筋、熱ぇ。
彼女、ニヤニヤしながら、メガネいじって煽る。「大丈夫、君の年なら普通の気持ちよ。それに、スジン、めっちゃ可愛いし。背低い子、タイプ?」
腕組んで、プイって顔そらす。ムカッ。「ヒマワリ先生こそ、レン先生のこと質問しまくって、恋してるみたいっすね。」チラッと彼女見て、反応待つ。
ヒマワリ、ちょっと考えて、超自然に。「レンのこと愛してるの、否定しないよ。」空が青いって言うみたいに平然。俺をジッと見て。「でも、マジで、スジンのこと、なんで?」
正直にいくか。肩の力抜く。「クラスの仲間と、語学のクラブ作ってて、メンバーが一人足りねえんす。スジン、まだどのクラブにも入ってないって聞いたんで。」
ヒマワリ、目キラッと光らせて、考え込む。で、ニコッと。「じゃ、いいよ。」
俺、ポカンって瞬き。「え…そんな簡単?」首傾げる。チャンス逃さねえ。「スジンに近づくコツ、なんかあります?」
ヒマワリ、急にマジなトーン。ビックリするくらいプロっぽい。「正直、ない。どうやって話しかければいいか、わかんない。」俺、ガックリ。そりゃ役に立たねえ。「想像つくと思うけど、彼女、手話で会話する。基本知らねえと、説得はキツイよ。」
彼女、目またキラキラ、自分の番って感じ。「レン、教師としてどんな感じ?」
髪かき上げて、言葉探す。「実を言うと、授業2日しか受けてねえから、よくわかんねえっす。悪い先生じゃねえけど、教師と生徒の間にキッチリ線引くタイプっすね。」ヒマワリ、真剣に聞くけど、なんか元気な好奇心がちょっと萎む。
「俺の番。」背筋ピン。「スジンの壁、分かります。実は、手話、練習してんす。」ヒマワリ、眉ピクッと上げて遮る。
「いつから?」と、グイッと身を乗り出す。
首の後ろ、掻く。ちょっと恥ずい。「その…昨夜からっす。」
ヒマワリ、首傾げて、クスクス笑い。咳払いして、質問再開。「スジンのこと、なんか知ってます? 趣味とか、近づくヒントとか。」
彼女、首振って、柔らかい仕草。「スジンとは、学校の話以外で何度か話そうとしたけど、興味なさそう。なんか、一人が好きみたい…」声、ちょっとしょんぼり。チラッと下向く。
ゴクリって唾飲む。彼女のテンション下がったの感じる。彼女の番。「レン、今まで何ポイント配った?」
なんか、急に何だそれ? 腕、バッテンに広げる。「レン先生、1ポイントもくれてねえっす。どんな基準か知らねえけど、誰ももらえてねえくらいハードル高いっす。」ヒマワリ、ため息。明らかにガッカリ。
「そっか…」と、肩ストンって落ちる。
壁にもたれて、思ったほど役に立たねえな、コレ。「これ、俺と先生の間だけでお願いっす。」指立てる。「レン先生、怒らせたくねえ。先生、ポイント減らすことできるんすか、とか知りたくねえっす。」
ヒマワリ、クスクス笑って、チャーム復活。「安心して、口チャックね。」口にジッパー閉める仕草、めっちゃ遊び心。優しすぎ、プロすぎ、んで、チャームありすぎ。さて、この情報、どう使うか考えなきゃ。




