表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/68

カイト超えの誓い

カイトの言葉で、まるで俺たちの周りに檻が閉まったみたいに追い詰められる。ジェニファー、顔がピリッと引き締まって、拳をギュッと握る。もう我慢できないって感じ。


「2日って何!?」と、机に身を乗り出して、目に挑戦のキラメキ。「時間短すぎるよ!」


ジュリエット、意外と落ち着いて、優しいけどキッパリした声で返す。腕を組んで、首をちょっと傾げる。


「十分すぎる時間よ。」と、壁からキーホルダーを取り出す。金属がカチャッと鳴る。「その頃には、学校のみんな、もうクラブに入ってるわ。」


そこで立ち止まって、鍵を俺たちの前でブラブラ。挑戦的な笑顔が「取る? 取らない?」って言ってるみたい。ロジックがガッチリで、反論の余地ねえ。状況がもっとヤバくなる前に、受け入れるしかねえ。深呼吸して、一歩前に出る。


「受けます。」と、自信持って言うように頑張る。


ジェニファー、信じられないって顔で俺をチラ見。眉がグッと上がって、俺の正気を疑ってるみたい。ため息ついて、近づいてきて、歯の間でボソッと。


「ほんと、分かってやってるよね?」


今さら迷ってる場合じゃねえ。時間は戻せねえし、これしか道ねえ。ジュリエット、優雅な動きで先に進んで、鍵を手にクルクル回す。まるで俺たちの負けのリズム刻んでるみたい。


「さあ、新しいクラブにご案内するわ。」と、礼儀正しいけど上から目線の笑顔。


出てく時、カイトが最後に俺に言葉をかける。ちょっと身を乗り出して、友達か敵か分かんねえ完璧な笑顔。


「近いうちにまた話したいな、高志光輝。」と、柔らかい声に、ほんのり上からな感じがチラッと。「次は何で俺を驚かせてくれるか、楽しみだ。」


軽く手を上げてバイバイの仕草。でも、銀の目は俺から離れねえ。あの口調、あの目…なんか、カイトのカリスマに惚れてた気持ちが煙みたいに消える。代わりに、新しい火が点く。アイツを、たった一度でも、何でもいい、超えてやるって燃える気持ち。どんな代償でも、アイツを置き去りにしたい。


黙って、ジュリエットの後ろで廊下を歩く。エレベーターで8階まで上がって、長い通路の迷路を抜けて、ようやく着く。目の前に、薄暗い光で木目が光るエレガントなオークのドア。俺たちのクラブの入り口だ。ジュリエット、止まって、鍵をカチッと回して、俺たちを見る。


「ようこそ、君たちの新しい場所へ。」と、大げさにドアを開ける。


横のソフィア、息を飲む。目がキラキラ、興奮で輝いてる。ジェニファー、まだ眉を寄せて腕組みだけど、ちょっと興味津々で覗く。俺、ゴクッと唾を飲む。このドア、ただの部屋の入り口じゃねえ。これから始まる挑戦の第一歩だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ