クラブを巡る賭け
ジェニファーの挑戦的な笑顔にムカッとイライラするけど、負けるつもりはねえ。少し挑発してやり返すことにした。
《他のクラブに入ろうとして、全部断られたんでしょ?》と、からかう口調でニヤッと言う。(彼女を動揺させようって魂胆だ)
ジェニファーは一瞬頬をポッと赤らめたけど、すぐにその生意気な態度をサッと取り戻した。《何でそう思うの? ただ親切にしてただけよ! でも、もし本気でやりたいなら、ポイントを賭けて勝負しない? 今日中にクラブに新メンバーを獲得した方が、相手のポイントを全部もらうの!》と、自信満々の笑顔でキラッと返してきた。
《こんなバカバカしい勝負に10,000ポイントを賭けるなんて…》と、ためらう自分がムムッといる。(でも、クラスで誰もジェニファーを勧誘できていないなら、勝機はあるかもしれない)彼女のキラキラした目と狡猾な笑顔にグイッと煽られて、つい《よし、受けて立つ!》とバンと叫んでしまった。
握手をギュッと交わすと、時計がピッと鳴り、勝負が始まったことを告げる。賭けられたのは全部で10,000ポイント。勝者が総取りだ。(でも…ちょっと待て、10,000ポイントだけ? それって俺が元々持ってたポイントじゃん!)ジェニファーを見ると、彼女はいたずらっぽい笑みをニヤニヤと浮かべている。《実は…私のポイント、全部使っちゃったの。ルールには賭けるのにポイントが必要なんて書いてないよね》と、ウインクしてきた。
《この…!》と、悔しさがググッとこみ上げる。(認めざるを得ねえ、彼女は思ったよりずる賢い)もう後には引けねえ、絶対に勝つしかねえ!




