FILE:8 二人の生活
僕の家に2年1組の上田 真帆さんが事情により一緒に住むことになった。
それから1時間後、校長先生が戻ってきた。
「ただいま、戻ってきました。 今、手続きが無事に終わって取り敢えず上田さんが施設に置いてあった。カバンを持ってきたから今日のところは、これで大丈夫だと思うが結構重たかったけど何が入っているのかな? 」
すると上田さんは、普通に答えた。
「教科書類と服を何枚か入れてます。確かに施設では男女別の部屋ではありますが、制服と下着とかをあまり部屋に置いておきたくない気持ちがありましてそれでカバンの中に服が入ってるんです」
「そうだったんですか。 他の荷物は少ないけど後日運ばれてくるから安心してください」
「分かりました!わざわざありがとうございます。校長先生」
「いえいえ!校長先生として当たり前のことをしただけですよ。それじゃ私は、これで帰りますので」
こうして校長先生は、ゆっくりと帰っていった。
そして僕は、上田さんと二人きりになり何を話したら良いのか困っていると上田さんが僕の胸のあたりをみながら話しかけてきた。
「そう言えば、胸のあたりについているバッジは、なんですか? 」
「このバッジは、日本学校犯罪捜査協会が発行しているバッジで犯罪捜査刑事の証であるバッジなんです。 なので無くすると再発行できないらしいから常にはずさずにつけているんだ」
「すごいバッジですね。 でも大変じゃないですか?ウチの学校は女子校だからよく変態と間違えることとかないの」
「よくありますよ。何もしてないのに変態扱いされることとか多発だらけだよ」
「ウチの学校は、職員も全員女性しかいないから余計に男性が敏感になっているのかもしれないね」
僕は、真面目な表情をしながら上田さんにこう話す。
「だからこの学校の犯罪捜査刑事になって最近思うことがあってこれは、真面目な話で確かに女子校だから少しHな事件に遭遇してしまうときもあるけど、本当に危ない事件にだって遭遇する時もあるからね。 例えば上田さんが被害にあったケースとか外で人が殺されそうになったりとかもあるから自分が怪我したりしないように気を付けていかなければならないって思ったりするからなぁ。 後は僕には見えないいじめも恐らく起きている筈だから、今後はそう言う所も警戒して操作していかないと。」
「確かにそうだね。 でも今日は取り敢えず休んだら良いと思うよ」
「そうだね。疲れた状態だとよくないしね」
すると上田さんは、こう言った。
「お風呂に入ってきても良いかな? 昨日は宿題が忙しくて入れなかったから」
「うん、良いよ」
少し顔を赤くしながら言った。
「ありがとう。でも勝手には覗いたりしないでね」
「覗かないから大丈夫だよ」
すると上田さんは、脱衣所で服を脱いでお風呂場に入っていく。
僕は、上田さんがゆっくり過ごせるように自分の部屋をその間に片付ける。
それから15分が経過し、上田さんが脱衣所から出てきて僕の部屋にやって来た。
「お風呂上がったよ。でもここの脱衣所ってすごく暑いね」
「そうなんだよ。家の設計ミスらしいんだけどね」
僕は、この時後ろを振り替えってすごく興奮してしまったのだ。後ろを振り向くと、上は服を着ていたが、下が可愛いピンク色の下着姿だった。
「何してるんだよ! 目のやり場に困るじゃないか」
「どうしたの? あっ下着姿についてだね。変な格好でごめんね。実は脱衣所が暑すぎてスカートを一回履いてみたら倒れそうになったから餅田くんの家だし脱いじゃえって思ったんだ♡ 」
「脱衣所が暑いのは、分かるけど僕の興奮が止まらなくなったらどうするんだよ」
「別に興奮が止まらなくても良いじゃん。私が暑くて脱いでるだけなんだから。でもじっとは見ないでね」
「それじゃ暑くなくなったらスカート履いてよ」
「分かってるよ。私は変態じゃないので、変なことはしませんので」




