FILE:6 みんなでお弁当
僕は、その後ソフトボール部のメンバーと昼食を共にすることになったのだが特に1年の高村さんの水着姿がすごく可愛くて胸も小さくて見とれそうになっていた。
すると高村さんがこう話す。
「お弁当は、各自それぞれで作ってくる事になっていて朝から早起きして作ってきました」
「そうなんですか! お弁当が作れるって皆さんすごいですね」
そこで渡辺さんがこう僕に話す。
「女子校と言うこともあって料理の勉強も結構行われたりしてるから、それでお弁当を作ってみようって言う話になったんです」
「料理の勉強があるってさすが女子校ですね」
それから僕たちは、みんなで楽しくお弁当を開けて食べ始める。
すると高村さんが、いきなりこんなことをいい始めた。
「それじゃご褒美にお口開けてくれませんか? 」
僕は、顔を真っ赤にしながらこう言った。
「それはさすがにダメですよ。僕の心臓が止まってしまいますよ」
「だって助けてくれたんだから、してあげたいなって思ったのですが渡辺先輩たちはどう思われますか? 」
すると渡辺さんと大石さんは、声を揃えてこう答えた。
「助けてくれた気持ちは、分かりますがそれはだめです」
その後僕は、みんなで楽しく昼食を食べて大石さんと渡辺さんがトイレに行っている間に高村さんから恥ずかしそうに質問をされた。
「ねぇ。少し聞きづらい話なんだけど餅田さんは、胸は大きい方が好きですか?それとも普通もしくは小さい方が好きですか?
」
僕も恥ずかしそうに答える。
「僕は、普通もしくは小さめが好きですね。 変態と勘違いされるかもしれませんが、特に高村さんくらいの少し小さめくらいが一番興奮してしまいますね。 だからと言って別に何もしませんよ」
「そうなんですか! 実は胸のサイズについて気にしていたので是非餅田さんに聞いてみようと思ったんです」
「女性の人は、胸のサイズをすごく気にするらしいですからね」
するとトイレに行っていた二人が戻ってきた。
「それじゃそろそろ僕は、一足先に帰りますね。今日は本当にありがとうございます」
高村さんが立って僕に連絡先の用紙を渡しながらこう話す。
「私の方こそ本当にありがとうございます! これ良かったら私の連絡先です。気が向いたときにでも連絡してくれると嬉しいです」
「わざわざありがとうございます。大切にしますね。それでは皆さんさようなら」
それから僕は、一足先にバスで家に帰っていく。
そして携帯を見てみるとメールが届いていたので見てみると、校長先生からだった。
実は校長先生は、連絡先を校則公認規則の書類に書いてくれているのだが、電話番号だけでなくメールアドレスの方も教えてくれていたので、僕は、校長先生にメールをテストで送ってみたりしたことがありそれで僕のメールアドレスを知っていたと言うわけである。
『今から餅田くんの自宅に行っても良いかな? 大切な話があるから」
僕は、返信をさっそくした。
『今からならぜんぜん良いですよ! それでは待ってますね」
それから僕は、急いで家に帰って少し休んでいるとインターホンが鳴ったので出てみたら校長先生だった。
「どうぞ、散らかってますが良かったら入ってください」
「せっかくの夏休みなのにごめんね。少し急用だったので」
すると校長先生の横には上田さんの姿があった。
「その代わり後でお礼してあげるから許してねッ! 急用と言うのは見て分かると思いますが、上田さんも来させていただきました。
実は、上田さんは親がいなくて施設暮らしを現在しているのですが、君の家庭状況と犯罪捜査刑事としての評判とか、君が女子に対して性的問題を起こしていないかを少し調査させて頂いたのですが、どれも合格していると判断させていただきました」
「そう言ってもらえるとすごく嬉しいです。ありがとうございます」




