エルフ3
うげ!
出すの遅れた!
「世界樹様!ありがとうございました!!」
「これで他の集落の奴に示せますぜ」
(そうですか。それは良かったですね)
ものすごく棒読みで言っております。
「おお。世界樹様もお喜びのようで何よりです」
おい。
喜んでないよ。
空気読みな。
さてはあなた日本人じゃありませんね。
(そろそろ強化を解いて良いですか?)
「え。そ、そうですね。もう少しお待ちを」
(一応魔力を使ってるので、できれば早めにお願いします」
(善処します)
政治家みたいな事言ってる。
これはなかなか決まらないやつだ。
あわよくば有耶無耶にしようとしてる。
(ちゃんとお願いしますね?)
「は、はい」
(10日後には切れるように設定してあるので)
「え!そ、そんな。困ります」
(私も魔力が切れると困ります)
「うっ。あの」
(変えられませんよ)
「そこをなんとかお願いします」
「私たちは世界樹様の加護受ける事が教義の1つとしてあるんです」
(そう言われましても)
「お願いします」
おう。
D・O・G・E・Z・Aされた。
ここまでされると断れないのが日本人の悲しいところ。
(うっ。仕方ないですね。弱い強化なら良いですよ)
「ありがとうございます。ありがとうございます」
ガンッ!ガンッ!!
地面にひびが入ってる。
(あの。それぐらいで)
ガスッ!ガスッ!ガスッ!
あ。
聴いて無いようで。
お疲れ様です。
「た、た、大変です!!」
ん?
誰かが来た。
「どうしたんだ?」
「ちょ、長老様!あ、あの」
「まあ、落ち着け」
「は、はい」
「それで?」
「その、他の集落から使節団がいらっしゃいまして」
「何の用じゃ?」
「私には伝えられないとの事です」
「そうか。、、、儂が行こう」




