異世界と世界樹。そして3
「ほ、本当に世界樹じゃ」
ざわざわ。
「ほ、本物なのか」
ざわざわざわ。
「本物じゃ」
ざわざわざわざわ。
「じゃ、じゃあ」
「そうだ。それなら」
ざわざわざわざわざわ。
「うむ。ここに住むぞ」
・・・
「「「「「やったー!」」」」」
え?
住むの?
ここに?
私、何かやりました?
ねえ。
私、何かやりました?
「それなら、この辺の草を抜くか」
「そうじゃな」
「じゃあ私の火炎魔法で焼き尽くすね」
え?
私以外を焼き尽くすの?
それって、
私の子供を殺すって事?
それはやばい。
(ま、待って下さい)
「っ!」
「念話!?」
「せ、世界樹様が念話を使った!」
(せ、世界樹様ですか?)
「世界樹様は世界樹様です」
「そうです。私達の信仰する神です」
(か、か、神?)
「そうです。それで、待つというのは?」
「先に場所を作りますね」
(それをやめてください!私の子供なんです)
「え?」
「子供?」
「でも、種族が、、、」
(子供ですが、何か?)
「「「いえ。何もありません」」」
(なら良いです。自然は大切に)
「「「はい。すいません」」」
(?)
(別に謝らなくていいですよ)
「「「・・・」」」
「あの~。ここに定住してもよろしいでしょうか?」
(かまいませんよ)
「「「「ありがとうございます」」」」
私がなんか偉い人みたいになってる。
人じゃないけど。




