世界を見る5
平日から1話投稿なのでサービスです。
ちょっと面白そうなところに来ました。
ざわざわ。
酒場というやつですな。
情報収集をします。
「なあ、聞いたか。近くの村がゾンビにやられちまったて」
「ああ。聞いた聞いた」
「しかも隣村の領主がな」
「国からの支給金、自分の銅像作るのに使ったんだろ」
「そうなんだよな」
「ありえねえよ。まじ」
「それに比べれば首都の領主はいいのか?」
「まあ、封鎖の要求するくらいだしな」
「いや、あれは結局侯爵劇場だろ」
「自分の支持率上げたいんだろうよ」
「そうなのかな?」
領主も大変なんだろうな~。
「お、おい!大変だ!」
「ん?どうした?」
「そんなに焦ってどうしたんだ?」
「ゆ、勇者が決まった!」
「な、なんだと!」
「神殿が正式に決定したのか?」
「誰なんだ?」
勇者か~。
憎き勇者君じゃないといいな。
「聖女殺しだ!神殿からの発表だよ!」
あいつでした。
「ふざけんな!俺は認めねぇぞ」
「そうだ!俺たちの聖女様を殺したあいつは許せん!」
「ちょっと俺、教会に抗議してくる」
「俺も行くぜ!」
「俺も!」「俺もだ!」
私も許せませんね。
ついていきます。
「聖女殺しが勇者ってどういうことですか!」
「取り消してください!」
抗議の人たちが教会前に集まってる。
100人近いのではないかという人数。
「静粛に!静粛に!」
偉そうな人が出てきた。
「これは神の御意志である!取り消すことはできない!」
「そ、そんな」
「あいつが勇者なんておかしいだろ」




