呪教大戦36
「それでは、今度こそお開きとさせていただきます」
「う~い」
「お疲れぇ」
(お疲れさまでした)
「、、、あなたはたいして疲れてなさそうですけどね」
暴食が変な事を言うせいで皆の私を見る目が厳しくなってます。
悲しい。
私だって頑張ったのに。
そしてこれからも疲れなきゃいけないのに。
何で疲れるかと言えば、
勇者を使って反乱を起こす事です。
既に勇者として作っておいた仲間が各地で反乱を起こしています。
勇者はそれに急いで加わって戦わなきゃいけないんです。
という事で。
全力疾走しております。
皆さんこんにちは。勇者です。
「お~い!勇者!こっちだぁ!」
仲間の呼ぶ声が聞こえます。
「ああ!待ってろ。今行く!」
カキンッカキンッ!
いや、だから課金はしてないですって。
剣で打ち合ってる音です!
「うおおおぉぉぉ!!!」
敵の集団に飛び込んでいく勇者が1人。
勿論私です。
「勇者だ!勇者が居たぞぉ!!」
「殺せ!殺せぇ!!」
敵がどんどん集まってくる。
「オラオラァ!!」
その敵をばったばったと切り伏せる。
私無双中。
「オラオラァ!!どうしたお前らぁ!弱すぎるぞぉ?」
「ぐわあああ!!」
敵が次々とやられていますが、敵もそこまで馬鹿ではなかったようです。
「くっははは!馬鹿め!1人で突っ込んできやがって!袋叩きにしてやる!!!」
私が進み過ぎたようで敵に完全に包囲されています。
勿論そんな事に気付かない私ではなく。
〈白雷〉!
「「「ぎゃああああぁぁぁ!!!」」」」
敵を大量に巻き込める魔法を使って圧倒的有利を作り出しました。
「ふっはははは!!!人間がゴミのようだ!」
某大佐のマネ。
「な、何だよあいつ!人間じゃねぇ!」
「狂ってやがる!!」
夏休み企画分を書き終わったら今度は暇になりました。