亀の水換えをしてたら近隣住民からの評価が上がってた件
ミドリガメを飼っている。
僕が7歳の時から飼ってるので今年25歳の亀だ。
水換えは俺の役割だ。
水換えしてるとたまにおっちゃん、おばちゃんが話しかけてくる。
「亀ちゃん何才ですか?」
「25歳です」
「長生きですねぇ!」
「元々、祭りで取ってきた亀なんですよ〜。だから最初めっちゃ小さかったんですけどねぇ」
「祭りの亀こんな大きなるの!」
これが定型文である。
しかし、最近いつものように亀の水換えをしてると小学生の女の子とお母さんが歩いて来た。
「お母さん、犬飼いたい〜」
「あんたの面倒見るんで一杯一杯やわ!」
「絶対面倒見るから〜」
「あの兄ちゃんみたいに、毎日世話する根性あんのか?」
亀の水換えをしてる俺を指差してきた。
「毎日面倒見る!」
女の子は力強く答えた。すると母親は
「あんな。ホンマに面倒見る人はな、面倒見るって宣言せえへんねん。あの兄ちゃんかってそんなん言わんと世話してる」
「えー?」
「だから、あの兄ちゃんくらい大人になっても飼いたいって思うんやったら1人で飼い」
親子は去って行った。
この間、俺は一切親子の方を見れなかった。聞いてないフリをした。
別の日
亀の水換えをしてると小学生の子らから声をかけられた。
「兄ちゃん、ちゃんと水換えやっててエラいなぁ」
「いや、普通やで」
もう1人の子からも
「ウチの婆ちゃんもあっこの兄ちゃんはエラい言うてたで」
「あっ、そう(苦笑)」
「『生き物を大事にしましょう』の横に兄ちゃんの写真貼ったらいいやん」
「理科の教科書で?いや、恥ずかしいわw」
「学校の先生が『生き物を大事にする人は大事にしなあかん』言うてたで」
「そうっすか(苦笑)」
「兄ちゃんはカメックスまで育ててエラい!」
「ありがとうw」
この亀、ゼニガメじゃなくミドリガメやねんけどな。
また、別の日
水換えしてると、陽気なおっちゃんから
「動物虐待のニュースが多い中で兄ちゃんエラいな!」
褒められたが、普通やん。
当たり前の事してるだけやねんけどな(苦笑)
もっと言ったら
亀の水換えしてる時、1パチの海物語3図柄で当たれ!
思いながらしてるけどな。
3は亀図柄で確変やし。
こんなん別にエラないって
当たり前やって




