表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

甘い蜂蜜

作者: 赤玉パンチ

甘い蜂蜜


口の中にいっぱいの


れんげ草の甘い蜂蜜


とろっと呑んで


さらっと溶ける


そのまま


吐く煙によく混ざる


北海道の甘味に感謝


至福の煙


至高の誇り


邪道の己身に陳謝


煙よ煙


どんどん私を


ダメにして


溶かして


どこかに私を


連れてって


いいやいっそ


連れていこう


おいでよおいで


大丈夫


口の中にいっぱいの


れんげ草の甘い蜂蜜


もうなくなっちゃったね


でも大丈夫


また一から


つくればいいよ


王女は今も


空を飛ぶ


彼は今も


地を這う


古都は今も


きっとNEW


どうでもいいことを


思い出しながら


からっ風のような


煙を吹かせる


下町にも届かせよう


四人の魂もこれで


ちょっとは清められたかな


口の中にいっぱいの


れんげ草の甘い蜂蜜


おかわりしようかな



謹んで。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ