彼の本命は…(200文字小説)
いつも通学電車で見掛ける人から声を掛けられた。
これってデートのお誘い?
私も気になっていたから嬉しい…。
でも、私、自信が無い。
そうだ!いい事を思いついちゃった!
デート当日。
彼はとても優しくて、話題も豊富で、初めてのデートにしては楽しかった。
そして、別れ際に彼に告げられた…。
私が家に帰ると、双子の姉も戻ってきた。
「バレちゃったよ。あの人が好きなのはあなたなんだって」
代役を頼んだ姉にキッパリと言われた。
昨日投稿した『僕が好きなのは…』の女の子目線のお話です。