キラーマシン 特売日に感激
「ベルフェゴール! お前、ここで何をしている!?」
アスモデウスはベルフェゴールに怒鳴る。
「何をって 決まっているだろう? 勇者を殺しに来たんだよ! お前こそ、魔王四天王を辞めたのに何故勇者の所に来ているんだ?」
ベルフェゴールがアスモデウスに聞くと顔を真っ赤にして答える。
「そ、 それはお前には関係ないだろ!? 私が誰と何をしようと勝手だろうが!!」
「ふ〰️ん… どうやら勇者に骨抜きにされたと言う噂は本当みたいだな…」
「何だと!? なら、久しぶりに試してみるか!?」
アスモデウスは指をパキパキっと鳴らす。
「おもしろい!! お前とは決着をつけたいと思っていた所だ!!」
ベルフェゴールの顔はニヤっとする。
「昔から、私はお前が嫌いだったんだよ!!」
アスモデウスの拳が、ベルフェゴールに向かうが、その拳を受け止めた時に足元が地面にめり込むが、ベルフェゴールは両腕でガードする。
「奇遇だな! 私もお前が憎かったんだ!!」
ベルフェゴールは両腕を払う事で、アスモデウスの拳を弾く。
「喰らえ!!」
ベルフェゴールの掌から圧縮魔力が放たれる。
「効かぬ!!」
アスモデウスは、左腕で圧縮魔力を弾く。
「やるな!!」
「お前こそな!!」
アスモデウスとベルフェゴールは互いに両手を掴み力比べになる。
「うおおお!!」
「だぁぁぁ!!」
2人の身体から放たれた魔力で地形が変わりはじめる。
「私は… お前の胸のでかくて… 私の惚れた魔族は皆、お前の胸がいいって言ってたから… お前が嫌いだ!!」
アスモデウスはベルフェゴールに怒りをぶつける。
「奇遇だな… 私は… 私の惚れた魔族は… お前みたいな可愛いタイプが好きだと言っていた!! 私はお前が憎い!!」
ベルフェゴールもアスモデウスに怒りをぶつける。
そして、2人の攻防は激しく、勇者一行の周囲を破壊していく。
「なぁ、勇者タン… アイツ等… 私達を無視してないか…?」
「何か… 勝手に戦闘開始したからな… しかも…戦ってる理由がどうでもよくね?」
勇者一行は、激しくドンパチしてるアスモデウスとベルフェゴールを見ているだけだった。
一方、キラ達は…。
「お姉ちゃん! 今日お肉が特売日ですよ!!」
「…なんと… …298…」
「キラ姉さん〰️ ごちそうができますね〰️」
3人で仲良く買い物をしていた。




