キラーマシン 勇者の絞殺を考察する③
「…次は… 私… やる…」
キラは普通に、風船人形の勇者の首を絞める。
「…こんな… 感じ…?」
キラは2人を見る。
「はぁ〰️ 鮮やかですね〰️」
「仕事人みたい〰️」
2人は拍手する。
「…次は… サン… やって…」
キラはサンに縄を渡す。
「はい〰️」
サンは縄を握る。
「いきますよ〰️」
サンは縄を鞭の様に放つ。
「おお! サン! カッコいいです〰️!」
「…やるわね…」
サンの放った縄は、浴場のありとあらゆる突起物に引っ掛かり、風船人形の勇者の手足を縛り上げる。
「これで〰️ トドメ〰️」
縄は風船人形の勇者の首に巻き付き、首を吊った様な形になり、風船人形の勇者は割れる。
「どうですか〰️? 姉さん〰️」
サンは振り返り、キラとニコの方を向く。
「あ、あれ〰️?」
「サン〰️ どうしたらこうなるですか?」
「…動けない…」
キラとニコは縄に縛り上げられていて、吊るされていた。
キラは両手を後ろに縛られ、身体はぶら下がっていた。
その姿は、まるで宮本武蔵が悪い事をして和尚に罰を与えられている様だった。
ニコは両手・両足を広げられる様に縛り上げられていた。
その姿は、一言で言えばエロかった。
「サン〰️ 早く縄をほどいて欲しいです〰️」
「…動けない…」
「ごめんなさい〰️! すぐにほどきますよ〰️」
サンは縄をほどこうとするが…
「あ、 あれ? 一体どうしたらこんなに絡まるのでしょうか〰️?」
かえって2人の縄はくい込んで行く。
「ちょ、 ちょっと… いや… サン… ダメです〰️ キツいですよ〰️!」
「…痛い…」
「あれ〰️ 私も絡まっちゃいました〰️」
サンも縄に縛り上げられる。
「ど、 どうするですか〰️?」
「今日の戦いはなかなか疲れたな〰️」
そこに、モンスターと戦い終わり帰って来た勇者一行の女性陣が浴場に入ってきた。
「ちょ、 ちょっとぉ〰️ アンタ達〰️ 何をしているのぉ〰️?」
「エ、 SMの練習でもしてるでしゅか?」
「ウチは何も見てない…」
勇者一行の女性陣は裸で縄に縛られているキラ達の姿を見て引く。
「た、 助けて下さ〰️いです! 恥ずかしいですよ〰️! この格好〰️!」
「縄がくい込んで… 痛い〰️」
「…痛い…」
3人の記憶から消したい黒歴史が刻まれたのはいうまではなかった。




