表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/211

キラーマシン 勇者の絞殺を考察する③

「…次は… 私… やる…」


キラは普通に、風船人形の勇者の首を絞める。


「…こんな… 感じ…?」


キラは2人を見る。


「はぁ〰️ 鮮やかですね〰️」


「仕事人みたい〰️」


2人は拍手する。


「…次は… サン… やって…」


キラはサンに縄を渡す。


「はい〰️」


サンは縄を握る。


「いきますよ〰️」


サンは縄を鞭の様に放つ。


「おお! サン! カッコいいです〰️!」


「…やるわね…」


サンの放った縄は、浴場のありとあらゆる突起物に引っ掛かり、風船人形の勇者の手足を縛り上げる。


「これで〰️ トドメ〰️」


縄は風船人形の勇者の首に巻き付き、首を吊った様な形になり、風船人形の勇者は割れる。


「どうですか〰️? 姉さん〰️」


サンは振り返り、キラとニコの方を向く。


「あ、あれ〰️?」


「サン〰️ どうしたらこうなるですか?」


「…動けない…」


キラとニコは縄に縛り上げられていて、吊るされていた。


キラは両手を後ろに縛られ、身体はぶら下がっていた。


その姿は、まるで宮本武蔵が悪い事をして和尚に罰を与えられている様だった。


ニコは両手・両足を広げられる様に縛り上げられていた。


その姿は、一言で言えばエロかった。


「サン〰️ 早く縄をほどいて欲しいです〰️」


「…動けない…」


「ごめんなさい〰️! すぐにほどきますよ〰️」


サンは縄をほどこうとするが…


「あ、 あれ? 一体どうしたらこんなに絡まるのでしょうか〰️?」


かえって2人の縄はくい込んで行く。


「ちょ、 ちょっと… いや… サン… ダメです〰️ キツいですよ〰️!」


「…痛い…」


「あれ〰️ 私も絡まっちゃいました〰️」


サンも縄に縛り上げられる。


「ど、 どうするですか〰️?」


「今日の戦いはなかなか疲れたな〰️」


そこに、モンスターと戦い終わり帰って来た勇者一行の女性陣が浴場に入ってきた。


「ちょ、 ちょっとぉ〰️ アンタ達〰️ 何をしているのぉ〰️?」


「エ、 SMの練習でもしてるでしゅか?」


「ウチは何も見てない…」


勇者一行の女性陣は裸で縄に縛られているキラ達の姿を見て引く。


「た、 助けて下さ〰️いです! 恥ずかしいですよ〰️! この格好〰️!」


「縄がくい込んで… 痛い〰️」


「…痛い…」


3人の記憶から消したい黒歴史が刻まれたのはいうまではなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ