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キラーマシン 勇者、2夜祭りを楽しむ

勇者は街の女を全て宿屋に集める。


「いいか! お前達! お前達の街が再び漁を行うにはお前達の身体を俺に差し出す必要がある!」


勇者の言葉に、街の女達はざわつく。


「別に断ってくれても構わないぞ? その時は、俺達は次の場所に旅立つだけだからな!! さて、どうするか今決めな!!」


街の女達は話し合う。


「…わかりました… 勇者様にこの身を捧げます…」


「決まりだな! 賢者、戦士、神官、武道家、商人! お前達も混ざれ! 今日は祭りだぁ!!」


これから、朝にかけて勇者のお楽しみタイムが続いた。


翌朝。


「さぁて! イカのモンスターを殺してきてやるか!」


勇者一行は街で用意された船に乗りイカのモンスターが現れるといわれる場所を目指す。


「お姉ちゃん! イカのモンスターって…」


「…間違いなく、あのクラーケンね…」


「キラ姉さん〰️ 私達は何をすればよいのでしょうか〰️?」


「…とりあえず… 勇者が戦っている時に隙を見つけて… 勇者を殺すのよ…」


「海に落としてやるですね!」


「…そうね…」


キラ達がそんな話をしていると、クラーケンが姿を現れた。


「…2人共… 隙を見つけたら、勇者を殺る…」


「はいです!」


「わかりました〰️」


「落雷呪文!!」


勇者が雷の呪文を唱えた瞬間、クラーケンは一瞬で丸焦げになる。


「えっ?」


「なんですか? 今の一撃は〰️?」


「…勇者が… 想像より強い…」


勇者の強さにキラ達は唖然とする。


「さぁ、片付いたぜ! 街に帰るとしよう」


勇者一行は、クラーケンを一撃で葬り去ると港町に戻る。


「ゆ、 勇者様! こんなに早いお戻りという事はイカのモンスターを退治できなかったのですか!?」


町長は勇者の胸ぐらを掴む。


「何を言っている! もう、始末してきた!」


「えっ?」


「その汚い手を放せ! じじぃ! お前も丸焦げにするぞ?」


勇者は町長の手を払いのける。


「勇者様! モンスターを退治してくださったのですね!?」


「勇者様… 私… 昨夜の事が…」


「勇者様! 是非、今夜も私を…」


昨夜、勇者に蹂躙された町の女達が勇者の元に集まる。


「ふっふっふっ… これだから、勇者は辞められないな!! お前達!! 今夜も祭りじゃぁ!!」


勇者一行と町の女達は、再びお楽しみタイム2夜目に突入したのであった。


勇者がお楽しみタイムの中、キラ達は宿屋の食堂に集まる。


「…勇者の力が… 想像より強くなってる…」


「なんなんですかね?」


「勇者の秘密を〰️ 更に探る必要がありますね〰️」


「…リリス様を探しましょう…」


キラ達は、魔王四天王のリリスと接触を試みる事を決めるのであった。

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