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キラーマシン 勇者を援護する ◻️
勇者と賢者の前にモンスターが現れた。
「賢者!! サポートを頼む!!」
「まっかせてぇ〰️♪」
勇者は剣を抜き、賢者は杖を構える。
「……チャンス……」
キラは眼をキランとさせる。
「ちぃっ! なかなか手強いな!」
勇者はモンスターに苦戦している様だ。
「……ここで勇者をモンスターの方に突き押せば…… ……体勢を崩してモンスターの攻撃で勇者は…… 死ぬ!!」
キラは勇者の背中に向かって体当たりをする。
「うわっ!!」
勇者はキラに背中を体当たりされた勢いで、モンスターに剣を突き刺す事に成功した。
「……あれ……?」
「危なかった…… キラが背中を押してくれなければ、 モンスターの攻撃で殺られていたかもしれない!!」
勇者は倒したモンスターを見て言う。
「……おかしい…… 今のは勇者を殺せたはずなのに……」
キラは頭を抱える。