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キラーマシン 魔王の宝の護衛につく

ある港町でキラ達3人が買い物をしていると、1人のフードを被った男が近づいてきた。


「お前達が魔王様の造り上げた最新鋭のキラーマシン3体だな?」


「…あなたは?」


キラが聞くと、男は黒い封筒をキラに渡す。


「魔王様より、指令が下った… 中身は自分達で確認しろ!」


男はそう言うと、姿を消した。


「お姉ちゃん! 魔王様からの指令ってなんですかね?」


「勇者一行抹殺以外に〰️ 何かあるとは思えないですが〰️」


「…中身を見ましょう…」


キラは封筒の中を取り出して読む。


「…魔王様の宝を積んだ船が出るみたい… それをある場所まで運ぶのを護衛するのが任務みたい…」


「勇者一行にバレない様にどう運ぶですか?」


「そうですね〰️ 勇者一行と行動している以上〰️ 一行から離れるのは難しいのでは?」


「…大丈夫… 考えがある…」


「ホントですか!? さすがお姉ちゃんです!」


「心強いです〰️」


とりあえず、キラ達は買い物を済ませ勇者一行の所へ戻る。


「いいか! お前達! この港町の船に乗って次の大陸へ行くことにする!」


戻るなりに勇者が、一行に説明する。


「勇者さまぁ〰️ 次の大陸には魔王の居場所はないわよね〰️?」


賢者が勇者に進言する。


「あぁ! 魔王の居場所は未だに誰にもわかっていない! だから、この世界をしらみつぶしに探すしか手はないからな!」


「この大陸には、魔王は居なかったって事ですね?」


「そうだ! だから俺達は次の大陸へ向かう事にした! 各自乗船チケットを配るから無くすなよ?」


勇者は全員に乗船チケットを渡す。


「出発は明日だからな! じゃあ、今日は解散〰️!!」


勇者がは各自部屋に戻る。


翌日。


勇者一行は船に乗り込む準備をする。


「…ニコ… サン… こっちの船…」


勇者一行の荷物をある程度船に積むと、キラはニコとサンの手を引っ張って勇者一行とは違う船に乗り込む。


「お姉ちゃん! 本当に大丈夫ですか?」


「…勇者一行の乗っている船は途中、小島を経由してから次の大陸へ向かう… この船は魔王様の宝を積んでいる、だから小島を経由しないで次の大陸へ向かう事になっているの… 宝を指定ポイントに届けた後、指定ポイントから勇者一行が乗った船の到着場所へ行けば間に合う…」


「なるほど〰️ 勇者一行が寄り道している間に任務を済ませて帳尻を合わせるのですね!!」


「とりあえず、出港を待ちましょう〰️ 眠たくなりました〰️」


サンはそう言うと、眠りにつく。


「…先にこの船が出る予定だから… ニコ… 貴女も少し休んで…」


「お姉ちゃんも休まなきゃダメですよ?」


キラの考えを聞いて、3人は勇者一行とは別の船で出港するのを待つ。


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