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キラーマシン 勇者の暗殺を知るかも

勇者一行は今日も旅をしている。



「きゃ―!!」


悲鳴が聞こえる。


「何だ? この悲鳴は?」


勇者が声のした方を見ると、村娘がモンスターを追われていた。


「たぁ!!」


勇者は剣を抜くと、モンスターを一瞬で倒した。


「大丈夫か?」


「は、はい! ありがとうございます!」


村娘は呼吸を整えると、勇者にお礼を言う。


「なぁに! 大したことないさ!」


「何かお礼をさせて下さい! ちょうどこの近くに

私の住んでいる村がありますので!」


「そうか? じゃぁ、お邪魔させてもらうかな」


勇者一行は村娘に案内され、村へ向かう。


「お姉ちゃん…」


「…えぇ… 様子をみましょう…」


夜になり、勇者一行は手厚い歓迎を受ける。


「はっはっはっ〰️!! 実に楽しいぞい!!」


勇者は酒を飲んで上機嫌でいる。


「まぁ! 勇者様! それは良かったです! まぁ、飲んでください!」


村娘は笑顔で勇者にお酌をする。


夜も深まり、勇者は寝床について寝ようとすると。


トントン。


ドアをノックする音がする。


「はぁーい! 開いてるぜ!」


「失礼… 勇者様! よろしいでしょうか?」


村娘が勇者の部屋に入ってくる。


「こんな夜中に何か用か?」


「はい! 今日助けて頂いたお礼をしたくて…」


村娘はそう言うと勇者に抱きつき押し倒す。


「おっ!」


「私を… 抱いてください…」


村娘は勇者から見えない袖から短刀を出す。


「…悪いな…」


勇者は村娘を突き放す。


「何故!? 私が魔族だと気付いた?」


村娘は魔族の姿へと変える。


「お、お前! 魔族だったのか?」


勇者は指をさして驚く。


「き、貴様! 私に気付いていたのではないのか!?」


「あぁ!! 気付いていなかった!!」


「じゃぁ、何故!? 情報では女であれば見境ないと言うのに!?」


「ふっふっふっ! お前の情報はどうだが知らんが俺の事を教えてやろう! まず、俺は初めて抱く女で自分から来る女は好かん! そして、もう1つ! 貧乳は嫌いだ!!」


「な、何だとぉ!? ま、まさか! 魔王四天王であるアスモデウスに対してそんな事を言うとは!?」


どや顔の勇者に対して、アスモデウスは無い胸をさすりながら怒鳴る。

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