キラーマシン 特訓する
「…今日は… …勇者を殺す為に特訓…するの」
キラはニコとサンを呼び出して、突然言う。
「お、お姉ちゃん! 突然、特訓って何をするですか?」
「キラ姉さん! 何かいい考えてがあるのですか〰️?」
ニコとサンはキラに問いかける。
「…あるわ… 昨日…脳内データを整理していたら…キラーマシン3体揃って初めて出来る技があるのを発見したの…」
「なんと!?」
「ちょうど〰️ 私達は3体揃っていますね〰️」
ニコとサンは驚く。
「どんな技なんですか?」
ニコは食いつきぎみにキラに聞く。
「…その名も… ジェットス⚫リームアタック…」
「な、何ですか? その黒い⚫連星が使いそうな名前は?」
「完全に〰️ネタ技ですね〰️」
2人は少しひきながら言う。
「…この技は… 3人の呼吸が合わないと… できない…」
「無視されたです〰️」
ひいている2人を無視してキラは説明を続ける。
「…最初は… 先頭の私が… 気流を発生させて相手の攻撃を防ぎ… その後ろにニコがボウガンを撃ち… 最後のサンが剣で攻撃するの… それで完成…」
「あ、あの〰️お姉ちゃん?」
「…何?」
ニコは恐る恐る手を上げる。
「お姉ちゃん! 気流を発生させるって出来るですか? それに私ボウガン持ってないですよ?」
「私も〰️剣は持ってないのですが〰️」
「…そうね… 私も、気流を発生させるなんて… できない…」
「お姉ちゃん!? 本当にその技キラーマシンで出来るのですか!?」
キラの答えに、ニコはツッコミを入れる。
「あの〰️ その技は〰️ 普通のキラーマシンの技じゃないのですか〰️?」
「…」
サンの質問に、キラは沈黙する。
「…そうだった… 私達… 今… …人間ベースだった…」
「それじゃ、ダメじゃないですかぁ!!」
「…特訓は… 無かった事にして…」
3人は渋々、勇者一行のいる宿屋に帰る事にした。




