キラーマシン 爆破する
「…ニコ…これを見て…」
キラは箱を一個取り出す。
「何ですか? コレ?」
「…子自爆岩を集めて箱に積めたの…」
「つまり、コレを爆発させて勇者一行を殺すのですね!」
「…そうよ…そして、コレがスイッチ…コレを押すと10秒後に箱の中に刺激が行って、子自爆岩が連鎖で爆発するの…」
「お姉ちゃん! 残酷です!」
「…勇者は今回サンと神官が加わったから馬車を買った…そこに仕掛ける…」
早速、キラは子自爆岩の入った箱を馬車に仕掛ける。
「…これで終わりよ…勇者…」
勇者一行は馬車に荷物を積み始める。
「キラ! ニコ! サン! 荷物も積み終わるからそろそろ出発するぞー!!」
勇者は、キラ達を呼んでから馬車に乗り込んだ。
「お姉ちゃん!」
「…今…」
キラはスイッチを押す。
「キラ姉さん〰️ニコ姉さん〰️荷物を積む前に馬車を掃除してたらこんな箱が馬車の下にくっついていました〰️」
サンが箱をキラとニコに見せる。
「お、お姉ちゃん! コレって!!」
「…後…2秒…」
ドガァァァン!!
爆発の跡地に三人は真っ黒になって立っていた。
「何なんですか〰️? コレ…」
半泣きでサンは言う。
「お姉ちゃん…私達よく死なないですね…」
「…キラーマシンでよかった…私達…」




