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キラーマシン 肝試しをする

「お姉ちゃん! 今日は人間について調べて来たのです!」


「…それで?」


「何と! 人間はゴーストが苦手で恐怖するらしいのです!」


「…」


「祟り? とかを恐れるみたいなんですよ!」


「…」


「運よくこの近くに、アンデットの巣があります! そこに勇者を呼び出して我々魔族の恐ろしさを味わわせてやるのです!」


「…つまり…肝試しね…」


「そうです!!」


キラとニコは早速勇者一行をアンデットの巣のある墓場へ連れていく。


「で…? 今度は何をするって?」


「肝試しらいわょ〰️勇者さまぁ〰️奥まで行ってスタンプを押してくるんですって〰️」


「オレは苦手なんだよな…オバケとか…」


「勇者様! 私とお姉ちゃんでおばけ役をやるので30分したら来て欲しいのです!」


「やる気起きねーな」


ダルそうな勇者の態度を見て、ニコは懐からある紙を出す。


「ここに酒場のバニーちゃん!10人お持ち帰り券があるのです! スタンプと引き換えにこれをプレゼントで〰️す!!」


「な、なぁにぃ!? よし! やってやろう!!」


「じゃぁ、お願いするのです!」


キラとニコは墓場の奥に行き墓場のアンデットと勇者一行を迎え撃つ準備をする。


「じゃぁ、アンデットの皆さん! お仕事宜しくです!」


「…そろそろ…30分…くる…」


その頃、勇者一行は墓場を歩いていた。


「ねぇ… 何か… 出そうじゃねぇか?」


「墓場だもんねぇ〰️」


「何だ? お前達怖いのか?」


「まぁ…」


「ふっふっふっ…なら!! オバケより怖い俺がお前達に悦びと言う恐怖を与えてやろう!!」


勇者は二人を草むらに連れ込むと、お楽しみタイムに入る。


「お姉ちゃ〰️ん!!」


「…アンデット達の…時給…高くなりそう…」


二人は深いため息を吐く。

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