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キラーマシン 異世界から戻る

キラ達が魔王城へ乗り込んでからは、 速かった……。


四天王と呼ばれていた、 4体のモンスターを一蹴し魔王の部屋の前まで20分程度で辿り着いた。


「……この奥に…… 魔王が…… いる……」


「もう嫌ッス…… 何の感情もないままラスボスの前なんて……」


キラ達は魔王の部屋の扉を睨んでる横で、 モンスはシクシク泣いていた。


「魔王! 覚悟です!!」


ニコはそう言うと、 扉を蹴破る。


『よくここまで来たな! 勇者共!!』


玉座に座っていた禍々しい姿の魔王らしき人物が、 殺気を全身から漲らせながら言う。


「こ、 これが…… 魔王ッスか…… とんでもない殺気ッス!」


魔王の威圧にモンスは額から流れてくる汗を拭う。


『まさか、 四天王も倒され我が前に立ち塞がるとは…… 生きて帰れると思うな…… よ?』


魔王が話している間にキラ、 ニコ、 サンは魔王に攻撃を仕掛けていた。


「口上が長過ぎですね!!」


「隙だらけでしたので〰️」


「……息が臭い……」


魔王は一方的にキラ達にボコボコにされる。


『ちぃ!! こうなったら我の真の姿を見せてやる!!』


ボコボコに顔を腫らした魔王がキラ達に向かって怒鳴る。


『グォォォォォ!!』


魔王の身体がみるみる変化を始める。


「待ってるの面倒なんですよ!!」


「待つ理由がありません〰️」


「……レベルカンスト…… なめないで……」


『ギャァァァァ!!』


変身途中の魔王に対して容赦なく攻撃を続けるキラ達。


「あぁ〰️ なんか…… 魔王不憫ッスね……」


「キラさん達を…… プレイヤーにしたのが…… 失敗……」


「……」(こくこく)


ボコボコにされていく魔王を見ながら、 モンス、 スミス、 レムスは魔王に同情すらしていた。


『えぇい!! 貴様等!! 古今東西! 変身中や必殺技を出す時は色々な作品において攻撃禁止なのを知らんのかぁ!!』


魔王は半泣き状態でキラ達に怒鳴る。


「そ、 そうなんですか!?」


「知りませんでした〰️」


魔王の言葉にニコとサンの攻撃が止まる。


「……興味ないし…… 知らない……」


キラだけは攻撃を止めずに魔王を殴り続けた。


『ハァハァ…… わ、 我の負けの様だな……』


魔王は膝をついてキラに言う。


「……魔王…… 貴方に選択肢を与える…… 私達を元の世界に戻してから ……止めを刺されるのと…… 止めを刺されてから…… 元の世界に戻すの…… どちらが…… いい……?」


キラは仁王の様に魔王に立ち塞がり聞く。


『い、 いや、 どっちも我…… 死んでしまう……』


魔王の額から汗が滝の様に流れ落ちる。


「……さぁ…… 後、 10秒以内に…… 答えて……」


キラは魔王の目の前で拳をバシバシさせながら言う。


『い、 今すぐ元の世界に戻させて頂きます!!』


魔王はキラに敬礼をする。


「……じゃぁ…… 後…… この世界でまた…… 悪さしたら…… どうなるか…… 解っている……?」


キラの目がギラッと魔王を睨む。


『はぃぃぃ!! 二度と悪さは致しません!! 神に誓いまして!!』


ガクブルの魔王はキラに全面降伏する。


「お姉ちゃん…… どっちが悪者か分からないですよ〰️」


「魔王が〰️ 神に誓いまして〰️って〰️ どうなんですかね〰️?」


キラと魔王のやり取りを見てニコとサンは笑う。


『そ、 それでは皆さんを元の世界に戻させて頂きます!!』


魔王はそう言うと詠唱を始める。


「……ちょっと……」


キラはそう言うと魔王の胸ぐらを掴む。


『な、 何でございますでしょうか!?』


「……その詠唱…… 爆発する…… ヤツ…… よね?」


『えっ!? えっ!?』


「一撃位なら…… って…… 思ったの……? それとも…… 今…… 死ぬ?」


『す、 すみませんでしたぁぁぁ!! ちょっとやられ過ぎたので調子に乗ってしまいましたぁぁぁ!!』


魔王は全力で土下座する。


「……次…… 無いから……」


『はぃぃぃぃぃ!!』


魔王の両目から涙が溢れる。


そして、 魔王は再度魔法の詠唱を行う。


『そ、 それでは皆さん!! 我はこの辺りで失礼をします!!』


魔王がそう言い残すと、 キラ達の身体が光始めて魔王城から姿を消す。


『恐かったよ〰️! 何あの人達……』


キラ達を転送するやいなら、 魔王はその場に座り込んでしまう。


キラ達は元の世界に戻ると、 目を丸くした。


「お、 お姉ちゃん……」


「間違いない様ですね〰️」


「あれは…… 魔王城……」


キラ達の目の前には現実世界にある魔王城があった。

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