キラーマシン 歌を唄う ◻️×2
「お姉ちゃん!! 私達キラーマシンには音波を発生させて敵を倒す事ができるのです!」
「…で?」
「ですから! 勇者一行に私達の音波を当てれば殺せるはずです!」
「…採用!」
早速、キラとニコは勇者一行を街の中心にある広場へ連れていく。
「これから何をするんだ?」
「キラタンとニコタンが普段お世話になっているからって歌を唄ってくれるらしいの」
「こんな人の集まる所でやるなんてぇ〰️自信満々よねぇ〰️」
勇者一行はキラ達の前に座る。
「勇者様! 今から私達の歌を聞いて欲しいでーす!」
「…唄います…」
そう言うと二人は歌いだす。
「〰️♪〰️♪」
「〰️♪〰️♪」
二人は見事にハモり歌を唄う。
(…これで勇者一行もおしまい…)
(死ねです!)
歌い終わり、勇者一行を見ると、
「うっ…うっ…キラタン、ニコタン…尊すぎる…」
「はぁ〰️久しぶりに〰️感動したわぁ〰️」
戦士も賢者も感動して涙を流す。
「いいぞ! 嬢ちゃん達!!」
「可愛いわ!!」
「尊いぞ!!」
街の人達からも拍手喝采。
「はい! はい! あの娘達の歌を聞いてよかった人はここに金を入れてね!」
勇者はおひねりを回収していた。
「…ニコ…」
「また、失敗したです…」




