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キラーマシン 穴を掘る

「…ニコ…落とし穴…掘るよ…」


「はい! お姉ちゃん! 勇者を落とすのですね!」


「…そうよ…落としたら穴をふさいで…勇者を生き埋めにするの…」


「わかりましたです! 早速、掘るのです!!」


キラとニコはスコップで穴を掘り出す。


「お姉ちゃん…」


「…何…?」


「深く掘りすぎて私達出れなくなったのです!」


「…」


「…」


落とし穴の中で二人は沈黙する。


「…掘るよ…」


キラは再びスコップで穴を掘り出す。


「ちょっと! お姉ちゃん!? 現実逃避してないですか!?」


一方、勇者は…


「あの二人…どこまで行っちまったんだ?」


キラとニコを探して、ウロウロする。


プシャー!!


目の前から、大量の水が噴き上げる。


「な、何だ!? ん? これは温泉か?」


勇者の目がキラって光る。


その後、この場所に温泉施設『勇者の湯』が出来たのは言うまでもない。


「あーはっはっは!! 儲かって、儲かって仕方ないな〰️!!」


施設は毎日大量の人が訪れていた。


「お姉ちゃん〰️」


「…何も…言わないで…」


この二人が温泉を振り当てた事を知るものは誰もいない。

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