キラーマシン ラキに弟子入りを希望する
「グァァ!!」
オークキングが叫びをあげると、 周りのオークがキラに向かって襲いかかる。
「お姉ちゃん!」
「キラ姉さん〰️ 今〰️ 私達は〰️ 戦闘能力が〰️ ありませんよ〰️」
キラに襲いかかってくるオーク達を見てニコとサンは目を覆う。
「ギャッ!!」
「えっ?」
ニコとサンの間に巨大な影が降ってきた。
「何か言った?」
キラの攻撃で1匹のオークが吹っ飛んできてのびていた。
「嘘…… ですよね?」
「まさか〰️ キラ姉さん〰️」
「次行くわよ!」
キラは次々とオークをぶっ飛ばしてニコとサンの前に積み上げていく。
「身体が軽いわね! この服のせいかしらね♪」
キラはキャッキャッしながら言う。
「ラキ姉さん凄いや!」
「もうラキが勇者になればいいのに……」
キラの様子をクリスと勇者は見ながら言う。
「さて…… と! 後はオークキングだけね!!」
キラがオークキングを睨む。
「グァァーー!!」
オークキングが武器を振りかぶった瞬間。
「クァァァァ!!」
グリフォンが空から飛んできてオークキングを掴んで持って行く。
「あぁ!! オークキングがグリフォンに捕まったです!!」
「グリフォンも〰️ オークを〰️ 食べる習慣が〰️ あるって〰️ 何かで読ました〰️」
ニコとサンはグリフォンに捕まったオークキングを見て言っていると、 キラが木の枝に飛び乗り反動をつけてグリフォンを追いかける。
「ちょっと待ちなさい!! それは私の獲物よ!!」
「クァ!?」
グリフォンは自分より上に飛んできたキラに驚く。
「私から逃げれると思ったの?」
キラはグリフォンの上でニコッと笑う。
「だぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」
キラは身体を回転させてグリフォンの頭にかかと落としを決める。
「クァァァァーーーー!!」
グリフォンとオークキングはそのまま真っ逆さまに地面へと落ちていく。
「BBQのオカズが増えたわね!」
キラは地面へと着地すると、 両手をパンパンとはらいながら落ちたグリフォンとオークキングを見て言う。
「サン…… ちょっと聞きたいことがあるですよ……」
「ニコ姉さん〰️ 何となく言いたい事は〰️ わかりますよ〰️」
「身体はお姉ちゃんなんですよね?」
「そうですね〰️」
「私達まだ戦闘形態やこの今着ている装備の武器化もできないですよね?」
「はい〰️」
「このままでも私達あれだけの力が出せるですか?」
「そうですね〰️ 魔王様が薬を作り終わるまで〰️ ラキさんに弟子入りでも〰️ しましょうかね〰️」
「それです!! このままでも戦闘能力を向上できれば勇者も殺せるです!! お姉ちゃんに弟子入りするです!!」
「うまくいけば〰️ いいんですが〰️」
ニコとサンはキラに弟子入りすると言うことで話をまとめた。




