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キラーマシン テーマパークへ行く①

キラーマシンと品種改良モンスターとの対決の翌日。


「……で? 何で人数が増えてるんだ?」


勇者は、 モンス達を見てキラに聞く。


「……この子達は…… ……私達の従姉妹…… なの…… たまたま…… 近くに来てたから……」


「はぁ? 従姉妹? ホントかよ?」


勇者は疑いの目で、 モンス達を見る。


「ホントッス! 勇者様達とお近づきになれたなんて、 幸せッス!」


モンスは勇者をヨイショする。


「あの…… せっかくなので、 『帝都 ニャズミーランド』の入場券を持っているので、 皆さんで行きませんか?」


スミスはチケットを勇者に渡す。


「帝都 ニャズミーランド…… だと……?」


勇者は、 チケットを受け取ると手がプルプル震える。


「お気に召しませんでしたか?」


スミスは恐る恐る勇者に聞く。


「……いや…… あの伝説のアミューズメントパークに遊びに行けるなんて…… 超ラッキーだ!! 本物のニャッキーに会える♪」


勇者は、 大喜びをする。


「……ねぇ…… ニャッキーって…… 何?」


キラはニコに聞く。


「えぇ〰️!! お姉ちゃん!! 知らないですか!?」


「……知らない……」


ニコはキラの言葉に驚く。


「マジッスか!? キラさん!! ニャッキーを知らないなんて、 魔王様を魔王様と知らないくらい遅れてるッスよ!!」


モンスもキラの言葉にビックリする。


「ニャッキーって言うのは、 ニャズミーランドのメインマスコットキャラですよ! 猫の様なネズミの様な感じのキャラクターです!」


スミスはキラに説明する。


「……猫の様な…… ネズミの様な…… キャラクター……?」


キラは頭の中で想像する。


「……どう考えても…… 化け物しか浮かばない…… キマイラの一種?」


「お姉ちゃん!! どんな想像したらそうなるですか!?」


ニコはキラの想像力にツッコミを入れる。


「……ダメ…… 生理的に…… 受け付けない……」


キラはまた違ったキャラクターを想像する。


「1回行って見てみればいいんじゃないでしょうかね?」


スミスはキラに提案する。


「……そうね…… あなたみたいな…… ……できそうな子…… 妹に…… 欲しい……」


「まぁ! 何か嬉しいです!」


キラとスミスがイチャついていると、 ニコが間に入ってくる。


「はいはい! お姉ちゃんはニコ達のですからアンタ達にはあげないですよ!!」


「ニコさんも、 私のお姉さんになってくれればいいのに……」


「ま、 まぁ…… そこまで言われたら…… 悪い気はしないですが……」


スミスが言うと、 ニコもまんざらではない様子をする。


「おい! お前達!! 早く ニャズミーランドに行こうぜ〰️♪」


キラ達が話しているのをよそに勇者はウキウキしながら全員に言う。

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