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キラーマシン 出番なし

ここは魔王城


「キラーマシンのヤツ… まだ勇者を殺せぬか…」


魔王は親指の爪をかじる。


「魔王様! キラーマシン第三工場で間もなく新たなキラーマシンが完成いたします!!」


レッサーデーモンが魔王に進言すると


「おぉ〰️そうか! やはり勇者一行… あのキラーマシンだけでは抹殺は難しかった様だ! ただちに完成を急がせるのだ!!」


「ハッ! し、しかし魔王様… 今回もあの様な姿のキラーマシンで本当によかったのですか?」


「何を言うか!! 大人の女ベース等誰が採用等するか!! ゲホッ! ゲホッ! いかん…普段から大きな声等出さぬから、気管支に空気が変な風に入ってしまったではないか!!」


「す、すみません!」


怒る魔王に謝るレッサーデーモン。


「キラーマシン新2号よ…早く完成して、私を勇者のいる世界から助けてくれ〰️」


「…」


魔王はレッサーデーモンを睨み付ける。


「何を見ているのだ!! 早く完成させてこい!!」


「は、はい!!」


レッサーデーモンは魔王の間から出ていく。


「はぁ… 勇者に怯える魔王ってどうなのよ…?」


天井を見ながらレッサーデーモンは呟く。


「…転職… しようかな… 家のローンもあるし… 無理か…」


レッサーデーモンはトボトボ歩いて、キラーマシン第三工場に向かう。




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