キラーマシン カードゲームで闘う ラストターン
「俺の… ターン!!」
勇者の手が山札に手がかかった所で止まる。
(これが正真正銘最後のドロー… あのカードが来れば… 逆転できる… しかし、 まだ山札はある… 確率は極めて低い… 俺に引くことができるか?)
「…勇者様… …恐れているの? …パーフェクトキラーマシン相手には勝てない… よく… 闘ったと思う…」
キラの言葉に、勇者はある事に気づく。
(勇者? そうだ!! 俺は今… 勇者なんだ!! あの時とは違う! それにこいつはキラだ! ラキじゃない!!)
「ふふふ…」
勇者は笑い出す。
「…気でも… ふれた?」
「いや! 違うね!! 俺は勇者だ!! キラ!! お前に見せてやるよ!!」
勇者の手に力が入る。
「俺の… 運命の(デスティニー)ドロー!!」
勇者は山札からドローをする。
そのカードを引いた時、 カードに光が見える。
「…来た!! 俺は!! 魔法カード『古の聖霊晶』を発動!! この効果により! 騎士は聖騎士に階級昇格する!!」
騎士のカードの下の紋章と、古の聖霊晶の紋章を合わせて、騎士は聖騎士に進化する。
「…パ、 聖騎士!?」
キラは驚く。
「聖騎士の効果は、 装備カードの攻撃力を3倍にする!! よって聖騎士は3600!! 行くぞ!! キラ!! バトルだ!! 攻撃の運命のダイスロール!!」
「…攻撃力は同じ… 1つの目でも… 上なら私の勝ち… ダイスロール!!」
キラと勇者が同時にダイスを振る。
キラの目は8。
パーフェクトキラーマシンの攻撃力は32400。
「これなら… 負けない…」
勝ちを確信したキラに勇者は
「…残念だったな!! キラ!! 俺のダイスの目を見てみろ!!」
勇者の目は0。
「聖騎士の攻撃力は、 クリティカルだ!! よって10倍の攻撃力になる!!」
聖騎士の攻撃力36000。
「4200のダメージを受けてもらうぜ!!」
キラ(LP2100→0)
「きゃぁぁ!!」
キラは悲鳴をあげる。
「勝った… 遂に… キラーマシンに勝てた…」
勇者は感無量になっていた。
「サン!! お姉ちゃんが負けちゃったですよ!!」
「これは〰️ 闇のゲームです〰️ 敗者にはどんな罰があるか〰️」
ニコとサンが話していると、 フィールドから闇が現れて人の様な形を作る。
「な、 何だ!? これは!?」
勇者が驚いていると、闇の人が話しかけてくる。
『闇のゲームを行いし者よ!』
「…私が… 負けた… どんな罰があるの…?」
キラは闇の人に聞く。
『罰? 何の事だ? 3000年も遊ばれなくて暇で、 暇で、 むしろ遊んでくれて楽しかったぞ!! あえて罰と言うなら… これからも私を使って遊んでくれ!! それじゃ!! またな!! あっはっはっはっ!!』
闇の人は笑いながら消えていった。
「…何だったの?」
「また、 遊べと言うなら、 今度は私が勇者様と闘うですよ!!」
ニコもカードを持って勇者に話す。
「今日は… 疲れたから勘弁してくれ〰️」
こうして、勇者一行の間でしばらく『決闘! デュエル エンブレムロボ』が流行っていた。




