キラーマシン カードゲームで闘う ターン5
「ドロー!!」
勇者はカードを引く。
「くっ… このカードはまだ… 使えない…」
勇者は引いたカードを見て呟く。
「バトル!! 攻撃のダイスロール!!」
「…やられる訳にはいかない…」
キラと勇者はダイスを振る。
勇者の目は3。
騎士の攻撃力3600。
キラの目は7。
キラーマシンの攻撃力6650。
「ぐわぁぁぁ!!」
勇者(LP6450→3400)
「くそっ!! ここに来てダイスに嫌われたか?」
「…勇者様… 降参するなら… 今のうち…」
「何を言ってやがる!! 俺のLPが0になるまで勝負はわからねぇ!! カードを1枚伏せて ターンエンドだ!!」
勇者はキラに立ち向かう事を言う。
「…このターンで… 終わらせてあげる… ドロー!!」
キラは山札からカードを引く。
「…これで… 最後にする… 合体条件は… スカイキラーマシン… パワードキラーマシン… ドリルキラーマシンの合体を決闘内に各1回は行う事… 今こそ キラーマシンジェット! キラーマシンタンク! キラーマシンバスター 全てを1つにする!!」
キラのキラーマシンの全身が光輝く。
「…集いし3つの力を1つに束ねし時!! 新たな力に目覚めて、 立ち塞がりし敵に滅びを与えん事を!! 現れて!! パーフェクトキラーマシン+3000!!」
キラのキラーマシンは、3体のアシストウェポンと合体して、パーフェクトキラーマシンに姿を変える。
「…更に!! パーフェクトキラーマシンにキラーマシンキャリバー+600を装備! パーフェクトキラーマシン+3600!!」
パーフェクトキラーマシンはキラーマシンキャリバーを装備する。
「…バトル… 攻撃のダイスロール!!」
キラはダイスを振る。
「負けてたまるか!!」
勇者もダイスを振る。
キラの目は4。
キラーマシンの攻撃力は14400。
勇者の目は5。
騎士の防御力は6000。
「…終わりよ… 勇者様…」
パーフェクトキラーマシンが騎士を攻撃する。
パーフェクトキラーマシンの攻撃でフィールドは爆煙に包まれていた。
「…勝った…」
キラが勝ちを確信していると、 爆煙の向こうで勇者の声がした。
「まだだぜ!! キラ!! 俺は最後の攻撃時に伏せていたカードを発動していた!!」
「…何を…!?」
「俺が発動していたのは、『最後の悪あがき』だ!! このカードは決闘中に1回だけLPを越えるダメージを受ける時、 LPを100残こすという効果がある!!」
勇者(LP3400→100)
「…そんな… でも… 次のターンには終わる…」
「それはどうかな!? 『最後の悪あがき』のもう1つの効果発動!! 今のバトルでダメージを受けるプレイヤーの半分のダメージを相手プレイヤーに与えるぜ!! 受ける予定だったダメージは8400!! よってその半分! 4200のダメージをキラ!! お前が受ける!!」
「…きゃっ!!」
キラ(LP6300→2100)
「…私はこれで… ターンエンド…」
キラはエンド宣言をする。




