キラーマシン カードゲームで闘う ターン1
「まず俺のターン!!」
勇者は山札から1枚引く。
「俺の使うロボは『騎士』!!」
勇者が布(以下フィールド)騎士のカードを置くと、カードからそのイラストと同じロボットが姿を現れる。
「…さすが… 勇者様… 騎士… 攻守共にバランスの取れたロボ…」
キラは勇者の出したロボを見て言う。
「おい! なんだ!? このフィールド!? 出したカードから同じロボが出てきたぞ!!」
勇者がキラに聞く。
「ゆ、 勇者様! このフィールドは魔法道具です!! 楽しく遊べる様にできてるですよ!!」
ニコが慌てて勇者に説明する。
「でも〰️ これで〰️ 闇のゲームが始まっちゃいましたね〰️ もう〰️ 後には引けないですよ〰️ キラ姉さん〰️」
サンがキラに耳打ちをする。
「…わかっているわ… 私は… 負けない…」
「まぁ、 いいや! キラ! 続きをやるぜ!! 俺は騎士に『騎士の盾+500』を左手に装備させる!!」
勇者の騎士の左にある盾半分の紋章を合わせると左手に盾が現れる。
「フィールドに1枚カードを伏せて、 ターンエンド!! 先行は攻撃できないからな!」
勇者はターンエンドを宣言する。
「…私の… ターン… ドロー」
キラは山札からカードを1枚引く。
「…私が使うロボは… 『キラーマシン』!!」
キラがキラーマシンのカードを出す。
フィールドにキラーマシンが姿を現す。
「キ、 キラーマシンだと!? まさか… ラキが使っていたロボと同じロボを使うとは…」
勇者の額から汗が垂れ落ちる。
「…まだ… キラーマシンに『キラーマシンキャリバー+700』を装備…」
キラのキラーマシンの右にある大剣の紋章に大剣の紋章が合わさり、大剣がキラーマシンに装備される。
「…バトルよ… 攻撃のダイスロール!!」
キラの攻撃に合わせて、勇者も迎え撃つ。
「防御のダイスロール!!」
キラと勇者は、互いに10面ダイスを振る。
キラの出した目は5。
「…キラーマシンの攻撃力は…3500…」
「残念だったな!! キラ! 俺の出た目は7! 防御力3500! ダメージは通らない!!」
キラーマシンの攻撃を騎士が盾で受け止める。
「…まだよ… キラーマシンは2回… 攻撃できる… 攻撃のダイスロール!!」
キラは再びダイスを振る。
「知っている!! やっかいなヤツだよ!! 防御のダイスロール!!」
2人は再びダイスを振る。
キラの目は4。
勇者の目は5。
「…キラーマシンは… 攻撃力2800で騎士に攻撃…」
「くそ!! 騎士の防御は2500… 300のダメージか!!」
キラーマシンの攻撃が騎士にあたり、300のダメージを受ける。
「くっ!! まだまだ!!」
勇者(LP10000→9700)
「…私は… これで… ターンエンド…」
キラはターンエンドを宣言する。
「俺のターン!! ドロー!!」
勇者は山札から、 1枚カードを引く。




