キラーマシン 混乱する
「お姉ちゃん!! お姉ちゃん!! 大変です!!」
ニコとサンが、浴場から慌てて戻ってきた。
「…どうしたの…?」
「あの男の人が、女の人で! 女の人が、あの男の人だったんですよ!!」
「…ごめん… ちょっと何を言ってるかわからない…」
ニコは混乱している。
「ですから〰️、 キラ姉さんの弟さんが妹さんで〰️ 妹さんが弟さんだったんですよ〰️」
「?? …ごめん… ますます何を言ってるかわからない…」
サンも混乱している。
「…つまり… 男が弟で… …女が妹…」
「何を言ってるですか!? それは当たり前の事ですよ〰️!! 違うです! いいですか? あの男が妹だったんですよ〰️!! 妹があの男だったんですってばぁ〰️!!」
「………??………」
キラも混乱した。
「…とりあえず… …わかった… 2人共… 落ち着いて…」
3人はまず深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。
「…落ち着いた?」
「はいです!」
「私は〰️ 落ち着いてると思ったんですけど〰️」
「…それじゃ… …ニコ… ゆっくり説明して…」
キラはニコに話を振る。
「はいです! 勇者の命を狙ってた男がいたですよね!」
「…いた… …私を姉に似ているって言ってた… 貴女達の事も姉って呼んでた…」
「えぇ!? 私に弟はいないですよ!! 妹のサンだけです!!」
ニコは驚く。
「おかしいですね〰️ 人間は同じ親から生まれた子供を〰️ 兄弟って呼ぶのですよね〰️? 何で、私や、ニコ姉さんまで姉なのでしょうか?」
サンは首を傾げる。
「…おそらく… …幼なじみの関係で… いつも一緒にいたから… だと思う…」
「なるほどです! つまり、お姉ちゃんと慕ってる訳ですな!!」
なぜかニコはフフンと自信満々で言う。
「…でも… …弟が妹って… どういう事?」
キラは再びニコに聞く。
「そうでした!! 違うですよ!! 弟だと思っていたら妹だったんですよ!!」
「…取ったの?」
「キラ姉さん〰️ そうじゃありませんよ〰️ 元々妹だったのですが〰️ 弟と勘違いしてしまっていたのですよ〰️」
「…つまり… 女だったの?」
「そう! それです!!」
「…気づいてなかったの?」
キラの言葉に2人はキョトンとする。
「お姉ちゃん!! 気づいていたですか!?」
「…ん…」
キラは頷く。
「なんで教えてくれないですか!?」
「…むしろ… 何で気づかないの…?」
ニコとサンはキラに聞かれない位の小さな声で話す。
「お姉ちゃん… 何で女だと気づいたですかね?」
「たぶん〰️ 何か感じとれる物があったんですよ〰️」
ニコとサンは、キラの胸を見る。
「あぁ〰️ なるほどです!」
「やっぱり〰️ 何かを感じたんですね〰️」
2人は納得した。
「…何か… よくわからないけと… バカにされたのは… わかった…」
キラは2人をジーッと見つめる。
「バ、 バカにしてないですよ!」
「そうですよ〰️ 胸の話をしてる訳じゃ〰️ ありませんよ〰️」
「…2人共… しばらく… オヤツ抜きね…」
「そんな殺生な〰️です〰️」
「勘弁してください〰️」
キラの与えた罰は、ニコとサンにはキツイ罰だった。




