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88.御神酒
僕も彼女も家に連絡を入れて木原の家へ行くことにした。
「御神酒だ」
そう言って木原が盃に酒を注ぐ。
「未成年だぞ」
「こういう縁起物に歳は関係ない。お前たちもどうだ?」
彼女が盃を手に取った。
「大丈夫なの?」
「大丈夫。家でもたまにお父さんのお酒を貰って飲むの」
僕の心配をよそに彼女は御神酒を一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだな。もう一杯行くか?」
「木原!」
「大丈夫だから」
そう言って彼女は再び盃を差し出した。
僕も彼女も家に連絡を入れて木原の家へ行くことにした。
「御神酒だ」
そう言って木原が盃に酒を注ぐ。
「未成年だぞ」
「こういう縁起物に歳は関係ない。お前たちもどうだ?」
彼女が盃を手に取った。
「大丈夫なの?」
「大丈夫。家でもたまにお父さんのお酒を貰って飲むの」
僕の心配をよそに彼女は御神酒を一気に飲み干した。
「いい飲みっぷりだな。もう一杯行くか?」
「木原!」
「大丈夫だから」
そう言って彼女は再び盃を差し出した。
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