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87.甘酒
参道のわきで参拝客に甘酒が振舞われていた。
「寄って行こう」
彼女が僕の手を引いた。
「そうだね」
甘酒を頂いてベンチに腰かけた。
「温かーい」
両手で茶碗を覆って冷え切った手を温めている。そして、一口すする。
「美味しいね。温まる」
一息ついたところで聞きなれた声が聞こえた。
「よう! お前たちも来てたのか」
木原と尚子だった。
「ちょっとウチに寄って行くか?」
木原の家ではこれから新年を祝ってお節をいただくのだと言う。
参道のわきで参拝客に甘酒が振舞われていた。
「寄って行こう」
彼女が僕の手を引いた。
「そうだね」
甘酒を頂いてベンチに腰かけた。
「温かーい」
両手で茶碗を覆って冷え切った手を温めている。そして、一口すする。
「美味しいね。温まる」
一息ついたところで聞きなれた声が聞こえた。
「よう! お前たちも来てたのか」
木原と尚子だった。
「ちょっとウチに寄って行くか?」
木原の家ではこれから新年を祝ってお節をいただくのだと言う。