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初恋  作者: 日下部良介
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8.冷やかし

「あれ? なんか怪しいな」

 そう言ったのは同じ給食当番の森山裕子だった。

 僕のおかずが大盛りなのを見て言ったのだ。

「桂子、もしかして島田君狙い?」

 裕子は彼女をからかうように言った。

「さあね」

 そう言って誤魔化す彼女。

 裕子が僕と彼女を交互に見る。

 僕は咄嗟に目を背ける。


 放課後。

「桂子、部活遅れるよ」

 そう言って裕子が教室を出る。

「坂本さん…」

 僕は彼女を呼び止めた。

「なに?」

「いや…。あ、部活頑張って…」

「うん」




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