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79.時計の音が気になって仕方がない
なかなか眠れない。カーテン越しだとはいえ、隣に彼女が居る。
「ベッド使う?」
「ううん、こっちでいいよ」
僕が床で寝るから彼女にベッドを使うか聞いた。彼女は床に敷かれた布団でいいと言った。
「そんなのいいのに」
同じ部屋で寝るに際して、ベッドのわきに天井からカーテンをつるした。彼女はそんなものはなくてもいいと言ったのだけれど、僕なりに気遣いのつもりだった。
カチカチと時を刻む時計の音が気になって仕方がない…。
なかなか眠れない。カーテン越しだとはいえ、隣に彼女が居る。
「ベッド使う?」
「ううん、こっちでいいよ」
僕が床で寝るから彼女にベッドを使うか聞いた。彼女は床に敷かれた布団でいいと言った。
「そんなのいいのに」
同じ部屋で寝るに際して、ベッドのわきに天井からカーテンをつるした。彼女はそんなものはなくてもいいと言ったのだけれど、僕なりに気遣いのつもりだった。
カチカチと時を刻む時計の音が気になって仕方がない…。
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