表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 日下部良介
6/109

6.授業中…

「授業中に取るノートは別なんだね」

 授業中に彼女が呟いた。

 ちらっと彼女の方を見た。

 頬杖をついて僕の方を見ている。

 僕は気付かないふりをして授業に集中した。


 休み時間に彼女が僕のノートを取り上げた。

「昨日のノートとは全然違うじゃない」

「あれは覚えるためのノートだから」

「このノート解かりやすい…。貸して」

「別にいいけど…」


 翌日、返してもらったノートを確認して、僕は彼女の顔を見た。

 いつも通りの彼女の顔だった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ