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46.水泳大会選手選考
僕はプールサイドで水泳の授業を見学している。蓄膿症でこの夏は水泳の授業を休んでいる。
話は春にさかのぼる…。
4月の体力測定。僕は肺活量がクラス一だった。それを受けての水泳大会選手選考。
「潜水は島田だな」
誰彼ともなくそんな話が出た。もちろん満場一致で僕が潜水の選手に選ばれた。
「参ったな…」
「どうしたの?」
彼女が聞く。
「実は泳げないんだ」
「まだ間に合うよ。練習しよう」
彼女はそう言ってくれたのだけれど…。
僕はプールサイドで水泳の授業を見学している。蓄膿症でこの夏は水泳の授業を休んでいる。
話は春にさかのぼる…。
4月の体力測定。僕は肺活量がクラス一だった。それを受けての水泳大会選手選考。
「潜水は島田だな」
誰彼ともなくそんな話が出た。もちろん満場一致で僕が潜水の選手に選ばれた。
「参ったな…」
「どうしたの?」
彼女が聞く。
「実は泳げないんだ」
「まだ間に合うよ。練習しよう」
彼女はそう言ってくれたのだけれど…。
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