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初恋  作者: 日下部良介
43/109

43.隣がまた君でよかった

 20番は窓際の一番後ろ、2番は廊下側の前から2番目。教室の対角線上に分かれた。

「桂子、番号変えてくれない?」

 尚子の申し出に彼女が応えるのではないかと僕は内心冷や冷やしていた。

「おい! ズルはするなよ」

 担任の声に僕は安心した。尚子は悔しそうだった。


「変えてあげるつもりだった?」

 彼女に聞いてみた。

「変わった方がよかった?」

 僕は首を振った。

「隣がまた坂本さんでよかった」

 僕は小さな声で独り言のように呟いた。





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