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42.席替え
二学期が始まった。最初のイベントは席替え。
「島田君の隣になれたらいいな」
尚子が言った。
「お前らデキてんのか?」
木原に聞かれた。
「そんなんじゃ…」
「だよな。修平は坂本狙いだもんな」
木原のヤツ…。
僕が引いたくじは20番。
「島田君、何番?」
そう聞いてきた尚子は2番だった。
「ウソ―!」
「俺の隣じゃないか」
木原も2番だった。
僕は20番の席に着いた。
「また隣だね」
そう言って20番のくじを見せたのは彼女だった。
二学期が始まった。最初のイベントは席替え。
「島田君の隣になれたらいいな」
尚子が言った。
「お前らデキてんのか?」
木原に聞かれた。
「そんなんじゃ…」
「だよな。修平は坂本狙いだもんな」
木原のヤツ…。
僕が引いたくじは20番。
「島田君、何番?」
そう聞いてきた尚子は2番だった。
「ウソ―!」
「俺の隣じゃないか」
木原も2番だった。
僕は20番の席に着いた。
「また隣だね」
そう言って20番のくじを見せたのは彼女だった。
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