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27.予期せぬ訪問者
帰宅して部屋に入ると、ベッドに腰掛けてスケッチブックを開いた。
バッティング練習でバットを振り切った瞬間の彼女の姿がそこにあった。
筆箱から鉛筆を取り出し、スケッチブックにあてた時、部屋のドアが開いた。
「こんにちは」
彼女だった。
「なんで?」
「お母さんが勝手に入ってもいいって」
僕は慌ててスケッチブックを閉じようとした。けれど、一瞬早く彼女がスケッチブックを取り上げた。そして、ただその絵を見つめている…。
帰宅して部屋に入ると、ベッドに腰掛けてスケッチブックを開いた。
バッティング練習でバットを振り切った瞬間の彼女の姿がそこにあった。
筆箱から鉛筆を取り出し、スケッチブックにあてた時、部屋のドアが開いた。
「こんにちは」
彼女だった。
「なんで?」
「お母さんが勝手に入ってもいいって」
僕は慌ててスケッチブックを閉じようとした。けれど、一瞬早く彼女がスケッチブックを取り上げた。そして、ただその絵を見つめている…。