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初恋  作者: 日下部良介
107/109

107.真意

 尚子の家は母子家庭だ。だから、受験も公立校を選んだ。母親になるべく負担を掛けさせたくないからだった。


「合格しても、落ちてもアルバイトをして自分の学費くらいは稼ぐつもりだったから」

「それで、木原くんちで働かせてもらうっていうの?」

 尚子の真意を聞いた彼女は複雑な表情を浮かべた。

「まあ、母さんも高校くらいは出なきゃダメだって言ってるしね。でも、さすがに私立には行けないわ」


 そして結果発表の日がやって来た。




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