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初恋  作者: 日下部良介
100/109

100.これから

 一瞬だけ彼女は暗い表情を浮かべた。けれど、すぐにいつもの彼女の顔に戻った。

「まあ、お前なら一般入試でも十分に合格できる」

 そう言ったのは木原だ。確かに彼女の成績なら問題ないはずだ。

「でも、選手としての未来はないわ。だったら別の道を行くわ」

 彼女には何か考えがあるようだった。彼女はもう前を向いている。


 店を出ると、彼女と二人きりになった。

「ねえ、修平君…」

 それから彼女はこれからのことについて話し始めた…。




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