黎明の騎士団
【黎明の騎士団】
・かつてチュニアール【星空の宴】が壊滅させた組織【ラジェーテ】の後身。
・当時の首魁セルガは既に亡く、現在は別の人物が頭目として動いている。
・規模は世界中に潜伏している構成員を含め約千人ほど。
レギア・ヒューストン
(36歳/男/12月31日)
誕生花は檜 花言葉【不滅】
・全身に火傷の痕が残っている現在の首魁。
・セルガに心酔し、故に彼を狂わせ挙句に殺した【星空の宴】総帥ルフィスには、並々ならない恨みを抱いている。同時に、裏切り者でありながら生き延びたランティス達の事も殺すつもりでいる。
・義理の姉に拒絶された事から人生が一変した。そのどん底だった自分を拾ってくれたセルガを神のようにも思っている。
ロディーガ・シェノフ
(28歳/男/6月18日)
誕生花スイセンソウ
花言葉【いつも愛して】
通称【ロッド】
・十年ほど前ラジェーテ所属の生態研究所から脱走した被検体№97-2号。
・どこにでもいる平凡な青年だが、よくよく見れば整った容姿。
・恋人の仇を討つ為だけに生きている。
・面倒見が良いせいで、無駄な苦労をすることも。
ザノイック・セカルジャー
(25歳/男/6月15日生)
誕生花はクワ
花言葉【共に死のう】
・レギアの甥で腹心。伯父同様、セルガに心酔していた。
・ラジェーテ時代の呼び名は【蜘蛛】
・墨色の髪と瞳を持つ。
・裏切り者の息子でありながら組織の恩恵を受け、それを仇で返したランティスに強い殺意を抱いている。
・ラミアとは気心の知れた仲で、彼女になら頭を引っ叩かれても怒らない。
シェナ・ラグラーチェ
(24歳/女/9月26日生)
誕生花は柿
花言葉【広大な自然の中で私を永遠に眠らせて】
・無口、無表情、無愛想と三拍そろった女性。
・天馬に化ける力を持つ。
・アイモダ出身者だったが、避難の際に同族の娘を庇い奴隷商人の手に落ちた。
・最終的には娼館に落ち着いたが、数年前ザノイックに見初められ、彼の所有物となった。
ラミアナ・スプラン
(26歳/女/4月11日生)
誕生花は薔薇
花言葉【私を美しくないと言わないで】
・通称【ラミア】
・整った容姿にワインレッドの長い髪が苛烈ながらも華やぎを与え、より鮮やかな美人になっている。
・ラジェーテ時代は【茨姫】と呼ばれ、セルガの子飼いだった。
・自分の居場所を奪った裏切り者に対して激しい感情を持て余している。
・3年前にイアを拾い、素性を明かさぬ彼に義弟として姓を与えた。
・彼の金髪を見て、とある人物を思い出したのが切欠らしい。
イア・スプラン
(22歳/男/7月22日生)
誕生花はキキョウナデシコ 花言葉【純粋な愛】
・帝国貴族を思わせる眩しい金髪と、夜空のようなアメジストの紫眼を持つ。
・騎士道に通じた実力者で、それとなく育ちの良さを感じさせる。
・「イア」という呼称は本名ではなく、第一発見者であるラミアが彼の呻くような声で呟くのを耳にした事から名づけられた。
・実際に呼んだ名は「イア」ではないのだが、訂正して追究されるのを危惧してそのままにしている。
・ラミアがイアに誰かの面影を見出しているように、彼も彼女に親友の姿を重ねている。
ニーフェル・ポロンド
(47歳/性別微妙/7月6日生)
誕生花はアガパンサス 花言葉【愛の便り】
・オカマ。その姿はまさに視覚殺し。
・ある意味では騎士団最強(最凶)の存在かもしれない。
・ギゼルを拾い、母親が必要だろうと試行錯誤を重ねるうち、その道に目覚めたらしいが、ギゼルの証言によると「出会った瞬間から兆候があった」とのこと。
・ちなみに、アジトに運ばれて最初に目覚めたイアは、ニーフェルの姿を見て再び失神したという苦い記憶がある。
ギゼル・ポロンド
(29歳/男/11月14日生)
誕生花アルストロメリア 花言葉【未来への憧れ】
・緑青のオッドアイが特徴の青年。
・養父の奇行に胃を痛める苦労性。ロッドと気が合う常識人。
・路頭に迷っていた幼少期、不気味なオカマに拉致(保護)され、彼の養子となった。
・シェナに特別な感情を抱いている。
カルダ
(25歳/男/金髪金眼/2月14日生)
誕生花はカミツレ 花言葉【逆境の中の活力】
・通称【紅夜】。
・帝国貴族出身の青年。眩しい金髪と黄金の瞳が印象的。
・女神の眷属の血を引き、異能を顕現させる際は瞳の色が真紅となる。
・カルダというのは偽名で、捨てた本名は【ソルド・ディオール】。
・断絶したディオール侯爵家に縁ある者らしい。
・かつて武装組織【ラジェーテ】において
【黄金の鷹】【死の皇帝】と恐れられていた猛者。
パルシア
(23歳/女/黒髪紫眼/3月14日生)
誕生花はチューリップ 花言葉【あなたの瞳の美しさ】
・通称【蒼姫】
・トロナイル上流階級出身の娘。
・紅夜の恋人で、彼女の「パルシア」という名も偽名である。
・「わたしは紅夜に“蒼姫”って呼んでもらえたら幸せ」らしい。
・紅夜と同じく【ラジェーテ】に所属していた過去があり、
当時の主な呼び名は【悪魔の瞳】【死の舞姫】。
セリ
(40代後半?/女/割烹着に天狗の面をつけている/1月7日生)
誕生花はスノードロップ 花言葉【まさかの時の友】
本名はマリーナ・ウィキル
・元は【ラジェーテ】所属の女暗殺者で稀少魔法【メロディア】の使い手。
・詳しい年齢は不明。物心ついた頃から殺伐とした日々を送り、誕生日も他人から与えられたもので本来の日付は不明である。
・子供好きで本人いわく「五人の子持ち」らしい。うち二人はカルダとパルシアだが、他の三人とは生き別れたようだ。
・若い頃に患った拒食症の影響で子をなせない体。ゆえに五人とは血の繋がりは一切ない。
・かつて奇跡とも言える確立で妊娠したが、【ラジェーテ】により子は堕胎されてしまう。
ゼナ・ハンス
(52歳/男/医者/1月19日生)
誕生花は崑崙花 花言葉【神話】
本名はドルムス・ゼナだが誰も呼ばない。
通称【博士】
・【ラジェーテ】の毒物を担当する暗殺者であり、医者でもあった人物。
・当時はペルセフォネと名乗っていたが、やはり呼ぶ者は少なかった。
・暗殺者としての呼び名は【樹海の毒草】。
・カルダいわく「運動不足の塊」で、典型的なインテリ。